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2008年10月08日

■米国環境保護団体が炭鉱採掘によるメタン放出で連邦政府を告訴する

デンバー発10月7日:環境保護団体「WildEarthGuardian」、「Earthjustice」は、今日大量のメタンを放出して、地球温暖化を進めるウエスタン・コロラドにある炭鉱拡張の許可を取消すように連邦機関に要求した。

メタン、天然ガスとして知られているガス、は、大気中の熱を補足する事では二酸化炭素より21倍強力です、だがまた価値のあるエネルギー源です。

「これは価値ある資源の浪出であるだけではなく、地球温暖化を悪化させています。私たちは、この不必要な浪費に終止符を打ち、気候を保護するつもりです。」とジェレミー・ニコルズ、「WildEarth Guardian」の気候とエネルギープログラムディレクタは、述べました。

デンヴァー州の連邦裁判所で起こした訴訟で、公共法律社「Earthjustice」によって代表された「WildEarthGuardian」は、ウエスト・エルク炭鉱を拡大させる地球温暖化インパクトを無視している米国森林局と内務省に挑戦しています。この訴訟は、炭鉱が拡大して、メタン7百万立方フィートを毎日放出させる事を認可する決定を覆すことを目標としています。

森林局は次の推測をしています:漏出されるメタンガスの量は12年間34,000以上の家庭を温めるのに十分です。現在の天然ガス価格に依拠すれば、このメタンの値段はおよそ毎年2100万ドルになり、鉱山拡大の値打ちを2億5000万ドル超えるでしょう。

「これは究極の偽善です。ブッシュ政権がますます天然ガス採掘をコロラド州で要求しているのに、この価値ある資源の大規模浪出を認可しているのです。」と同氏は述べている。

「WildEarthGuadian」を代表して訴訟を起こした「Earthjustice」の弁護士、テッド・ズコスキはこう述べている:「私たちがコロラド州で気候変化に取り組み始めているというのに、連邦政府はこの大規模なメタンガスの放出を許可している。それは州知事の言質を下回るだけでなく、私たちの温暖化ガス削減目標達成への前進を骨抜きにします。」

この今日の訴訟は、メタン放出の代案すら考慮せず、また地球温暖化へのメタン放出インパクトを説明責任しないことで、「国家環境政策法」を破っているとして林野局と内務省を告訴している。

Author:事務局 : 2008年10月08日 16:54