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2008年11月07日

■養鶏の不審死と騒音問題

イギリスにあるカプロー放し飼い農場では、鶏は野原を歩きながら羽にかかるそよ風を楽しんでいる。

しかし、一連の不可解な死が放し飼いの鶏の多くを襲った後、所有者のアビ・ビンセント=ロイドはどこかで何かがこれを起こしているのではないかと疑っている。

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彼女は、低空飛行する熱気球が視界に現われるごとに目撃した事がある:彼女が飼っている鶏が動転して、隠れる所を探すように走り、パニックで衝突して、まるで接近する「怪物」から逃げているようなのである。

放し飼い養鶏農民、アヴィ・ビンセント=ロイド、は、彼女の雌鶏のうち30羽が、熱気球からの恐怖で逃げている間に死ぬのを見た。

その後、獣医は、死んでいる鶏の内何羽かが体内の産むまえの卵を破砕していて、さらにその卵が感染されていて、それらの鶏を殺した事を発見した。

ビンセント=ロイドさん(32歳)は、鶏が熱気球から逃れる際に衝突して、卵が壊された、と、信じている。熱気球は、ハ-フォードシャー郡、ワイア・ヴァリーにある農場の上を60フィートの低空で飛んでくると、彼女は主張している。

これまでのところ、彼女の300羽の鶏のうち30羽が死んでいて、近くにあるホーム・レーシーにある気球離陸地点から飛行を提供している会社に抗議を提出した。パイロット達は今飛べい鶏の放し飼のフィールドを避けるように命じられている。

雌鶏群が隠れる為に走り、お互いに衝突して、体内の卵を壊して、感染を起こして、死亡している。

ビンセント=ロイドさんは次のように述べた:「鶏が気球を見る時、鶏は狂ってきます、鶏は気球が巨大な怪物で、自分達を食べにくると思っているのです。

「私達はこの農場でいくつかの非常にまれな品種を飼っています。また、私達は、雌鶏が自由に走れるのを誇りにしています、だからこれは壊滅的な事です。

「この気球飛行は夏に始まりました。そして私達はその後、何週も死んでいる雌鶏を発見し始めました。熱気球は美しいものに見えるかもしれません。しかし、鶏は気球を怖がっています、特に気球に入れられているガスがシューットという音を聞く時にはさらにそうです。」

鶏が、腹内の器官を覆っている腹膜の炎症、腹膜炎、で死んだことが明らかにされた時、彼女は鶏の死の裏にある奇妙な理由についての疑念を強くした。

「こわれた卵の破片とその中身が鶏を感染させて、鶏はそれが原因で死ぬのです。それは恐ろしい死に方です。」

気球会社の飛行業務部長サンドラ・ホサック氏は次のように述べた:「我々は、明らかに地方で多く活動しています。また、明らかに、我々は、我々が上空を飛んでいる所の動物を害したり、苦しめないようにしたい。」

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養鶏農民は、熱気球によって出される騒音が鶏を殺していると述べている。

ビンセント=ロイドさんは、2年半養鶏をしているが、低空飛行する空軍のジェット機も彼女の家禽を怖がらせていて、この恐れについて、国防省にまた手紙を書いている。

ピーター・シンクレア、ウェールズとマーチに於ける英国空軍のコミュニティ・リレーション士官、飛行中隊長、は、次のように述べている:「私は納屋飼いの鶏が、騒音を聞く場合、何が起こっているか分からないので起きるこの種の事件を聞いた事があります。鶏が、怖がった時、納屋の中で固まってより集まり、時にはこれで鶏が潰される事があるのです。

「しかし私は放し飼いの雌鶏にこの事が起きるのを前にも聞いた事がありません。私はビンセント=ロイドさんとこの問題について話し合いをして、何かができるかどうかを見てみたいです」

Author:事務局 : 2008年11月07日 10:25