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2008年11月25日

■アジア太平洋地域水会議)が開催される

クアラルンプール、マレーシア-世界人口の半分が気候変化のために2080年までに清潔な水不足に直面するかもしれない、とエキスパート達が警告している。

ウォン・ポ・ポ、シンガポール国立大学教授、は、地球温暖化が水の流動パターンを壊している、そして洪水、旱魃、嵐の深刻さを増大させている、そしてそれらの全てが、飲み水の接取を減少させている、と、地域の会議で述べた。

同教授は、「国連気象変動政府間パネル」が、20億人もが清潔な水への十分なアクセスを2050年までに持てなくなるだろうという事を見い出した、と、述べた。この人数は2080年までには32億人、ほとん現在の水無し人口の3倍、になる事が、予期されている。

飲用、入浴、料理、に使用することができる水を指す「清潔な水」への縮小されたアクセスは、給水場に達するのに何マイルも歩くことを貧しい国々の多くの村民に強制している。他の人達も、都市の掘立小屋に住んでいる人達も含み、不潔な水源から水を飲むことから引き起こされる疾病に苦しんでいる。

世界保健機構は、この10年の当初に、11億人が清浄な水を十分に持てなくなると、推測していた。

アジア、40億人以上が住んでいる所、は、最も脆弱な地域である、特にインドと中国は脆弱で、急激増大する人口が水源に対し、とてつもなくおおきなストレスをかけている、と、ウォン教授、国連パネルメンバー、は、述べた。

「アジアでは、給水は一様ではない。また、大きな地域は、水は圧迫された状況にある。「気候変動は水不足を悪化させるでしょう」と彼は、政策決定者、政府高官、学者、ビジネスマン、消費者団体代表が参加した2日間の「アジア太平洋地域水会議」で、述べた。

科学者達はこう述べている:地球の気候変動は多くの形をとり、一部の地域では旱魃を引き起こし、他方他の地域では、洪水やサイクロンの激しさを増大させている。旱魃は給水を縮小させ、また洪水は水質を破壊している。例えば高くなる海面は、多くの河口で、多くのアジア人がそこから飲み水を取水するのだが、塩分を増加させている。

「人間の文明は発展するにつれて、環境は益々否定的な面で影響されていく。洪水、旱魃、変わる降雨パターン、上昇する温度、は自然へ対する私達の非行のサインです。」と、ロザリ・イスマイル、マレーシア水協会会長、は、述べた。

この会議に参加したウォン氏や他の人達は、短期解決策として、地球温暖化と闘い、かつ水資源を保護する為、京都議定書の気候条約を受け入れるように、各政府に要求した。

しかし、詰まるところ、諸政府は、沿岸地域を保護し、水源地管理を改善し、水資源の有効性と信頼度を高める新技術を採用するためにインフラストラクチャーを構築しなければならない、とウォン氏が述べた。

国連は、37の工業国の放出を規制する1997年の京都議定書を、2009年12月にコペンハーゲンで開催される会合で達する別の合義書で置き換えるキャンペーンを目下進めている。

Author:事務局 : 2008年11月25日 10:37