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2008年11月19日

■パキスタンの農業事情:地元科学者が土壌の有機転換を勧める。

私たちはパキスタンが農業国であるということを話し続けているが、私たちは生産力の主要成分である種子と土への正しい焦点を持っていません。種子は大量の技術を意味して、土壌は種子が成長するミディアムである。

-私たちの土壌は平衡がとれているのか- By Dr Zafar Altaf

土壌は単一の定義に抵抗する。しかし、皆は、農民がインプットを助言されている土壌へ同じ定義を持ってくる。その話は簡単で、尿素1袋とか、DAPの2袋が標準レシピになる。私が綿のBT遺伝子と解放授粉種子を調べていた時、BT遺伝子はDAPを6袋と尿素を2袋を要求しているが、他方の解放授粉種子は、DAPと尿素を各1バッグでよかった。

土壌は生きている物質で、常に変動していて、ダイナミックで、生命とエネルギーとミネラル分を持つ完全な生きているシステムである。土壌は環境の中の他のあらゆるものと同じで、脆弱で、一度破損されると改修するのが困難である。不運にも、ほとんどの農業慣習はこの土壌を破損してきていて、破損し続けている。有機的な仲介の目的はこの損害を止めることである。

土壌が成り立っているのは、25パーセントの空気、25パーセントの水、45の鉱物、3-5パーセントの腐植物、1パーセント未満の生きている有機体である。健全な状況の下では、土壌は、土は緩く、砕けやすく、有機物質が豊かで、昆虫やミミズや微視的動植物、で、生きている。土壌は水引きがよく、甘い臭いがして、湿りがあり、様々な鉱物と栄養素が豊富である。土壌中の空気と水の重要性は決定的なものである。また、これらの2つの要素は土を抜けて自由に移動することができなければならない。自然なバランスを備えた土壌は、よい結集性、排水、通気、保水性を持っている。

土壌のミネラル部分は、朽ちている岩性物質、砂泥と粘土を含んでいる、それらは、カリ、リン、また多くの微量要素の起源である。土中のミネラルは、微生物の摂取物、植物の栄養素の遅い放出を供給している。微生物は、健康な土の小さいが重大な割合を構成している。これらの微細な植物や動物は土中で、生まれて、生きて、死んでいく。

有機物質と微生物は普通病んでいる土壌のなかには欠落している。ではなぜパキスタンは非有機の肥料に固執して、有機的肥料へ移動しないのか。この悲劇は西洋から受動された知識、および自国の科学者達に対する信頼に関係している。緑の革命は今死んでいる。しかし、私たちは、企業部門の圧力を受けて、土壌の干渉を継続している。それは費用が高いだけではなく、私たちの国土にも有害である。

私はイスラマバードから離れた所に住んでいて、私の小さな土地(2分の1エーカー)は健康な植物が生えていて、そのような地域では多くの植物はなんの肥料もなく、農薬も無くて、育っている。過去10年間、私は無機肥料あるいはどんな農薬も使用していない。そして、私は自然のシステムで十分にやっていける。水も土地も少ないが、すべての1滴が大事にされている。

米の苗が移植される前に、なぜ土壌は圧縮されるのか。圧縮は有害な効果があり、土壌を損なう。どんな種類の圧縮もそうなるだろう。事実は、私たちは雑草除去の目的で米作地に水をはるのです。それは最早必要ではない。なぜなら農民達は殆ど経費をかけないで、今バイオ除草を開発することができるからである。農民達は自然のシステムを観察するために目を開いていればよい。有機的なプログラムはやがてこの弊害を正すだろう。私たちは、問題を独力で解決することを学ぶ必要がある。

Author:事務局 : 2008年11月19日 08:43