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2008年11月17日

■ハワイの農業と遺伝子操作作物問題

ヒロ(ハワイ)--ハワイ市議会は、ビッグアイランド市長による拒否権を覆し、遺伝子組み換えタロイモとコーヒーを禁止する。
市議会は、ハリー・キム市長の拒否権を満場一致で覆えした。キム市長は、ハワイが遺伝子組み換え生物の試験を通じて世界に食を供給する義務があると、主張していた。郡議会メンバーは10月に禁止措置を承認していた。

多くの現地住民は遺伝子操作禁止を支持した。彼等は、人間はタロイモの根の土から生まれてきたというハワイの伝承を引き合いに出していた。

禁止法案の反対者達は、生物学研究者、農民、財界主導者、を含んでいる。彼等は、作物を、病気と害疫から救う為には科学が必要であるとのべた。

辞任していく市長ハリー・キムは、10月の禁止法案に拒否権を出していた。遺伝子拒否は9対0の投票で議会で可決された。キム市長の拒否権を覆すには6票しかいらない。

市議会議員ボブ・ジャコブソンはこう述べている「私の立場は変わりません。私は、遺伝子操作の汚染からはコーヒー農民とタロイモ栽培者を保護する必要があると思います。私は、提案された禁止を心から支持します。」

禁止支持者は、遺伝子組み換え作物が有機栽培品種や特別な品種を汚染するかもしれないと主張しいる。さらに彼等は遺伝子組み換え作物を食べることにより引き起こされる潜在的な健康危険に関するもっと多くの研究を要求している。

市議会議長ピート・ホフマンは、遺伝子操作禁止を支持する「圧倒的な」大衆の証言をすでに聞いていると述べて、再びそれを支持すると述べた。

もしこの禁止が法則になれば、違反は1,000ドルになる罰金を引き起こしうる。

Author:事務局 : 2008年11月17日 17:49