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2008年12月17日

■ホンコンに続き中国本土でも感染が勃発する

上海発:中国農業省官吏が、鶏肉が鳥インフルエンザの致死型に感染されているのを発見して、300,000羽を超える鶏の抹殺処分を命じた、これは6月以来初めての中国本土での公的な報告である。

上海の北西に在る江蘇省の2つの地域で鳥インフルエンザウィルスのH5N1型の発見は、インド、香港、東南アジアでの最近の発生に続くもので、冬季での人間への伝染の危険を高めている。

定期検査で、2つの地域にある農場の鶏卵中にH5N1ウィルスの兆候が現れて、農業省は377,000羽の鶏を処分した。そして感染地域を出入する鶏肉の輸送を禁止した。

鳥インフルエンザは、人間には容易に感染しないので、主として人間ではなく、鶏にとって危険なものである。人間のH5N1感染では38人が今年報告されていて、29人が死亡している。この人数は、正規のインフルエンザで毎年死ぬ人々の数と比較すれば、極小である。

それでも、世界保健機構や他の組織は、アジアと世界中の政府はH5N1を警戒すべきであると述べている。なぜならこのウィルスがより感染可能な型に変化し、致命的な広域悪疫の口火を切る可能性を持っているからである。

先週はホンコン当局が、3羽の死んでいる鳥にH5N1陽性テストの結果が出た後、80,000羽の鶏の処分を命じた。それはこの領域に在る農場で5年ぶりに新しく発症した最初のグループである。

ホンコンの官吏は、この感染源を決定する努力をすすめるなか、一時的に鶏肉輸入を停止すると述べている。ホンコンの官吏は、中国から密輸入された鶏卵がこの病気を運んだ事はありうると、述べた。

—上海のバイリン、北京のケルステン・チャンとス・フェンがこの記事を寄稿した。

Author:事務局 : 2008年12月17日 11:04