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2008年12月19日

■オバマ政権の農務長官指名に反対が起きている

「有機消費者協会」:ヴィルサックは「我々が信じられる変革にはならない」

ワシントン(12月17日)―元アイオワ知事トム・ヴィルサックが、新しい農務長官として選ばれたという今日の発表は、新しい政府でチャンピオンになる人を求めている持続可能な食と農業のコミュニティーに寒気をもたらしている。

ロニー・カミンズ、オーガニック消費者協会理事長はこう述べている:「ヴァリサックの指名は、危険な、試験されていず、ラベルがない遺伝子組み換え作物がオバマ政府の標準になるだろうというメッセージを送る事になる。私達国民の将来は、有機で持続可能な食物および農業を促進し、さらに、気候変動、縮小するエネルギー供給、悪化する公衆衛生、経済不況の関連する危機に対応する前向きの戦略を作りだす事に依存している。」

農務長官は、米国農務省とその970億ドルの年間予算の方向を定める事を担当する。それには、全国オーガニック・プログラム、食料引換券、栄養プログラム、農業補助金、森林業務を、含んでいる。

ヴィルサックは畜産独占を抑制する活動をした事はあるが、彼の全体的な記録は、「Concentrated Animal Feeding Operations (CAFOs)「集中動物給餌作戦」を援助し、促進させた事である。これはまた工場型農業」と言われるものである。持続不可能な工場エタノール生産をヴィルサックが支持した事は、世界的なコーンと穀物価格をすでに高騰させ、文字どうり発展途上国の十億人の主食を食卓から文字どうり奪ってきた。

「オバマのこの農務長官の選択は、変わらないアグリビジネス、化学―エネルギー強化の失敗した農業政策、遺伝子操作された工場型農業、の、継続を意味する。アメリカ国民は変革を約束されたはずである、モンサントと大企業アグリビジネスをまた繰り返す事ではない。気候変動から、高くなるエネルギー・コスト、食糧不安まで、国民全体が直面する挑戦を考えれば、我々が必要なのは、「通常通りのビジネス」を超えて、遅くなる前に根本的な変革へ動く行政府である。」とカミンズが述べている。

ヴィルサックの「通常通りのビジネス」の立場には以下が含まれている:

○ヴィルサックは、遺伝子操作された製薬用作物、特に製薬用トウモロコシの強い支持者であった。
○最大バイオテクノロジー産業グループである「バイオテクノロジー産業協会」が、ヴィルサック知事を「年の知事」に指名した。彼はまた「知事のバイオテクノロジー協力」の創立者で、前会長である。
○ヴィルサックが「アイオワ・バリューズ基金」を作った時、経済発展のための彼の最初の模範表彰者、は、「トランス・オウヴァ」社で乳牛のクローンを作る追求が選ばれた。
○非民主的な2005年の種子先買法案はヴィルサックの考えだした物であった。この法律は遺伝子操作された種子を規制する地方自治体の権利を剥奪した。
○ヴィルサックはトウモロコシと大豆に基づいた生物燃料の熱烈な支持者である。それは、その燃料生産に同じ多さかそれ以上のエネルギーを使い、世界食品価格を押し上げ、文字通りに貧しい人達を飢えさせている。

「有機消費者協会」OCAは、オンラインの請願を通じてヴィラサックの上院での就任承認に反対する何十万もの人々を動員するために、くhttp://www.stopvilsack.orgを発足させる。

Author:事務局 : 2008年12月19日 11:11