« ■国連が貧困救済で立ち上がる | メイン | ■数十の有害農薬使用への大取締り »

2008年12月25日

■アフガニスタンで初の風力発電農場が設置される

アフガニスタンの渓谷でこの国最初の風力農場が生まれた。これはティマルの技術者達の貢献によるものである。持続可能な発展を推進している会社「エンパウア/電力を起こす」から来たトニー・ウッドと彼のチームは、パンジュシール(Panjshir)谷で1年を過ごした。彼等は、米国製のタービンを分解して、急な、目眩いが起きる、小石の道を引っ張り上げた。そして雪の上で組み立てた。

1970年代は旅行客の目的地になっていたこの渓谷に今はタンクと地雷が点在している。そこにある複数の政府役所は、ニュージーランド人によって設計されて、取付けられた17kW、10タービン風力発電によって、電力を得ている。

ウッズ氏は、小さい、再生可能エネルギー発電が、アフガニスタンの隔絶したコミュニティの多数にとって、唯一の電気を得るチャンスであると信じている。アフガニスタンの国には中央配電施設網がない。仮にあったとしても、それを起動させる手段がないのである。

彼はニュージーランドでより小さい、再生可能エネルギーのプロジェクトを実行する事を望んでいたが、市場の構造が多くの人々が設置の費用を負担する事を困難にしたと彼は述べた。なぜなら国民が自分の余剰電気を国の配電所に売るのに適正な価格を与えなかったからである。

パンジュシール渓谷の風力農場は、アジア開発銀行が可能な風力農場サイトの地域を拡大させるため、「エンパウア」社に金を払った後に、この地域の地方政府によってお金が払われている。地雷が建設される前に場所から取り除かれた。

風力のため最もよい地点の多くは、それらの高い地点は、また戦闘がある時には見張り地点でもあり、鉱山にするには危険な地帯になっている。「人は、ニュージーランドでやるようには、山腹をさまよい歩く気にはとてもなりませんね。」と、ウッズ氏は述べた。

エンパウアのチームは、ティマルに本拠がある「スマート・エネルギー」によって仕事を助けてもらっていて、地域社会が強く風力農場を支えているので、攻撃を受ける事からは安全であると、感じている。

「地域共同体が自分の地域の治安を実際に支配している。我々は地域の社会と非常にオープンな、率直な議論をした。その事がおのずから安全の世話をしてくれるのです。」と、彼は述べた。地元の人達は、パンジャシールはアフガニスタンで、ロシア、またタリバンによって、少なくとも9回の試みがあったが、征服された事が無い唯一の場所である、と、主張している。風力農場への道路は冬には時に通過不能になり、雪と氷で何か月も作業が停止された。

「私達は挑戦を楽しんでいます。だがそれは努力がいる事でした、本当にそうでした。」アフガニスタンのほとんどの人々は電気を持っていない。そして電気がある人はディーゼル発電機に依存していて、その多くは、建物に電力を与える速くて簡単な方法として援助機関によって取付けられたものである。しかしディーゼルの費用が上がったので、多くのコミュニティがディーゼルを設置する余裕がない、と、ウッズ氏が述べた。

風力農場は維持するのに、ディーゼル発電機を運転するより経費が安く、冬でも活動を維持できる。冬はディーゼル燃料を運ぶトラックが地域に到達できなくなる。エンパウアによって作られたアフガンの会社が、15人の大抵はアフガニスタン人の、エンジニアによって運営されて、タービンを維持している。

「エンパウア」の次の課題は太陽電気をこの地域にもたらす事である。ウッズ氏は、パキスタン国境近くの4つの村を手始めに、18の地域の医療クリニック、孤児院、女性非難所、に太陽電気パネルを、取付けることを計画している。風力発電農場は公式に先月開かれた。

Author:事務局 : 2008年12月25日 11:17