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2009年01月16日

■フランスで「CJD」薬剤子供死亡事件の放免が上告を受ける

パリの検察局は、脳神経破壊を起こす病気「CJD」が原因で117人の子どもが死亡した事件に関連した3人の医療従事者が受けた無罪放免に対して、上告をしている。

全体では、6人の医者と薬剤師が水曜日に無罪放免された。

これらの被告人は、1980年代に人間の死体から取られた成長ホルモンで発育不良の子供達を治療した。これは14の他の国々では実行が禁止されているにもかかわらず行われた。

犠牲者達は「クロイツフェルト・ヤコブ病」で死亡した。被告者達は、当時彼らはこれになんらかのリンクがあるという事を知らなかったと、述べた。

この病気は、狂牛病に罹った牛の汚染肉を食べた事に関連している新しい異型の病気ではない。

検察官は以下の被告人達の無罪放免に対し上告した:ホルモンを精製したパストゥール研究所の元研究所チーフ、フェルナンド・ドレイ(86歳)、薬剤を作成したフランスの中央病院薬剤部のマルク・モレ、小児科医エリザベス・ミュグニエ(54歳)。

この三人は皆、身体危害と欺瞞をひきおこして、殺人罪で告発されていた、とAFP通信社が伝えている。彼等はまた、他の3人の保健官吏と共に、「重大な怠慢」でも告訴されていた。

-もっと多くの患者がでる危険 -

検察側の専門家証人、ジャン・フィリップデスリ博士、は今日BBCの番組「ヨーロッパ・トゥデイ」に、この病気ではもっと多くの患者が現われるかもしれないと、述べた。

同博士はこう述べている:この成長ホルモンが使用された18か月の期間に、「我々は、1000人を超える子供達がこの危険に曝されたことを知っています。」

「この病気は、半世紀に達しうる沈黙の潜伏期を持つことがあり得る。」と彼が述べた。

ジャンヌ・ゴアリアン、「成長ホルモン犠牲者フランス連合」会長、は、こう述べている:判事がこの裁定を下すのに、十分足らずしかかけてなく、なんら説明も与えていないのに、私は「衝撃を受けました。」

Author:事務局 : 2009年01月16日 11:52