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2009年01月15日

■オバマ新政権エネルギー長官候補の証言

ワシントン発-スティーヴン・チュー、エネルギー長官の指名候補、は、後継内閣は太陽、風、地熱のような代替エネルギーに対して増加したコミットメントをするだろう、しかし石炭と原子力が「エネルギー・ミックス」の一部になるだろうと、火曜日に上院委員会で述べた。

チュー氏、1997年にノーベル物理学賞を勝ち取った人で、現在ローレンス・バークレイ全国研究所所長、は、上院エネルギー天然資源委員会の前で、指名承認公聴会で意見を述べた。チュー氏は任命承認を容易に勝ち取る事が予想されている。

新しい行政部は、電気器具と建物中でエネルギー効率を増加させることにまたコミットして、プラグ・インハイブリッド車を含む、より燃費効率がよい乗り物を推進し、発電では「より頑健な」送電と配電システムを支援するだろう、と、チュー氏は述べた。

「私は、もしこの計画を推し進める事が必須であると思わなかったら、次期大統領の指名を受諾してなかったでしょう。」と彼が述べた。

チュー氏は、核と石炭への新しい政府の計画に関して共和党と民主党の委員によって密接に質問を受けた。チュー氏は、「YouTube」で見れる昨年の公開講演の中で、石炭は彼の「最悪の悪夢」であると、述べていた。

「その引用はインターネットで飛び回っています。そのコンテキストは、私たちが今日使用するように、石炭を使用し続けるかどうかでした。それはかなり悪い夢です。」とチュー氏が述べた。

石炭を燃やす事は、大気に蓄積する二酸化炭素の主な起源であり、来る数十年間で気候変動と海面水位に有害変化を与える事になるとエキスパート達が言う地球の平均気温上昇に寄与している。

チュー氏は以下の警告をする事で彼の指名承認公聴会でのコメントを始めた:「もし我々が現在の道を継続すれば、我々が子供と孫の世代に気候システムへの劇的で破壊的な変更を起こす危険があることは、今明らかです。」

チュー氏は米国中で講演をしていて、地球温暖化関連問題に関するバークレー研究所の研究、および大気に二酸化炭素を加えない再生可能エネルギー源の必要性、に、焦点を合わせていた。

米国は、石炭の巨大な蓄積を持っている、そして、チュー氏は、彼が「我々がそれらの資源をきれいな方法で使用できる希望があり、楽観的」であると、言った。

大気中の二酸化炭素蓄積を増加させずに、石炭を燃焼させるただ一つの方法は、二酸化炭素を補足して、それを地下に貯蔵する事である、それは米国の450の石炭火力発電所のうちの何処でも行われていない事である。

原子力に関しては、チュー氏は、新しい原子力発電所を建設するために資金を提供する連邦政府のローン・プログラムを加速する必要があると、述べた。しかし、彼は、廃棄物を安全に処分する方法を見つけることがもっと困難である事を認めた。

オバマは、連邦政府が義務づけられている核廃棄物を格納するのにネバダ州のユッカ山サイトを使用することに反対すると、大統領選挙中に述べていた。

チュー氏は、核発電廃棄物を再利用するよりよいシステムが開発される必要がある、しかし、(核)非拡散問題が残っていると、述べた。

それでも、チュー氏は「原子力はエネルギー・ミックスの重要な部分になるだろう。」と述べた。

Author:事務局 : 2009年01月15日 11:49