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2009年01月20日

■有機肥料生産を支援するプログラムが強化される

トリコデルマ(菌類)を作っている33の研究所と、バイオ肥料を製造する12の活動していない「バイオN」ミキシング・プラントが、政府の土壌局と水管理局が基金を出した「有機肥料支援プログラム」によって、今年強化再出発されると、土壌水管理局(BSWM)ディレクタ、シルヴィノ・テジャダが最近発表した。

「タマン・アボノプログラムー有機肥料生産」への土壌水管理局の資金は、33のトリコデルマ菌生産研究所と12の「バイオN」ミキシング・プラントを格上げするために使用される。これは、農務省の今年始まる予定だった非有機肥料支援プログラムを中止する決定と、小規模農民への有機肥料製造を支持する事に呼応したもので、小規模農民が自分自身の肥料で必要なものを生産できるようにする為である、と、テジャダ氏は述べた。

農務省が、2009年の乾燥作物で農民に拡大させようとする「有機肥料生産支援」は、48地区の約2,600の農民集団に向けられる。これらの集団は、隣接や近隣の水田に及んでいる。

トリコデルマ・ハージアナム(Trichoderma harzianum)菌類は、稲藁、トウモロコシの茎、草、雑草のような有機や木質繊維素材の分解を促進させる、と、テジャダ氏が述べた。この微生物は、土壌水管理局(BSWM)によって実施されている「The Modified Rapid Composting Technology(修正迅速堆肥技術)」の中で広く使用されていて、分解作用を3,4カ月から1か月に短縮させる。

33の既存の「トリコデルマ」生産研究所があり、その中でBSWMは年間144,000パケットの最大生産能力を持っていると、彼は述べた。

テジャダ氏はこう述べている:「バイオN」は、主要作物の全窒素肥料必要成分の30パーセントから50パーセントを置換できる微生物肥料であるが、それは、市場において利用可能な最も有効なバイオ肥料のうちの1つである。

この国には戦略的に配置された68の既存の「バイオN」ミキシング・プラントが存在していて、それらのうちの56が運転可能である。残りの12のミキシング・プラントは、「アップグレード」する事が提案されている、と、彼は述べた。

これらのミキシング・プラントは、農務省地域フィールドユニット、地方自治体ユニット(LGU)、農民生協、州立大学、民間企業、によって、運転されてきている。

12のオペレイションしていない「バイオN」ミキシング・プラントのうち、1つは農務省に属し、4は協同組合によって所有されていて、6はLGUによって所有され、1つは民間会企業によって所有されている。

トリコデルマ生産研究所とバイオNミキシング・プラントは新しい農務省のプログラムにとって必須のものである、なぜならこれらは、農務省が非化学薬物肥料の使用を強く促進する農場のクラスタの為、トリコデルマ菌とバイオ・イノキュラント(培養成分)を供給するからである。

農務省は、48の地域で小規模農民に自分自身の有機肥料の必要分を生産するように訓練しているところである。

農務省は、昨年LGUと共同で肥料割引券を農民受益者に配ったのに代えて、今年は2,600の集団やサイト中でこれらの農民へ有機肥料生産支援を提供する事になるだろう。

Author:事務局 : 2009年01月20日 11:56