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2009年01月27日

■米国有機農業と偽有機肥料の検査と対策

サクラメント(カリフォルニア)―連邦捜査官は、今週、カリフォルニアの有機農家用肥料の主要製造業者を捜査した、これは有機産業での合成化学薬品の使用に関する懸念を広げている。

木曜日の手入れは、ベーカーズフィールドのポート・オーガニック・プロダクツ株式会社(カリフォルニア)を狙ったものである。産業界筋は、同社が近年州の有機農場で使用されている液肥の半分までを生産していると、見積もっている。

調査団体「The Bee」は12月の州調査で、別の大きな有機肥料製造業者がその製品に、合成窒素を混入させているのを報告した。その薬品は安くて、検出が困難で、有機農地では禁止されているものである。

その時以来、有機産業と州の官吏は、カリフォルニアでの違反者を捕まえるいくつかの対策を取っていた。カリフォルニアは、有機の果物、ナッツ、野菜の米国収穫高のほぼ60パーセントを生産している。

クライアントに売る肥料メーカーの検査を命令した。他方、「アースバウンド・ファーム」、米国有機緑野菜最大生産者、は、傘下の農民が使用する化学薬品のための新しい検査プログラムを増強している。さらに、州の肥料検査官達は追加の監査権利を得るかもしれない。そして、「州上院食品農業委員会」は、2月3日にこの問題についてのヒアリングを予定している。

モンテレーで木曜に開かれた「エコ・ファーム会議」で、挫折した農民や肥料メーカーは同じく、強い監視を要求した。

この最近のケースでは告訴は起こされていない。そして、連邦政府高官は特にコメントをしていない。しかし、20005年までもどるカーン郡の記録は、「ポート・オーガニック」社が何千ガロンのアンモニア水、合成窒素のよくある原料、を貯蔵している事を記録している。

この会社の肥料は、粉末にされた魚の残骸から名目上作られている事になっていた。しかし調査団体「ビー」によって得られたドキュメントは、カリフォルニア農業食糧省の官吏は2007年10月までにさかのぼってこの会社が合成窒素を使用していたことを示している。

ポート・オーガニックの社長、ケン・ネルソン、は、ビーからの電に応じなかった。金曜日に、「カリフォルニア認定有機農民」はポート・オーガニックの製品を使用することをやめるようにそのクライアントに命じた。

合成肥料は食品安全の危険を呈するものではない。しかし有機農業の運動は合成肥料がそれを生産するのに多くのエネルギーをとり、自然な土壌力を減少させて、水質を脅かすので、それらに反対している。

偽有機質肥料を作る誘因は明らかである。合成窒素は、粉末魚や鶏羽毛のような認可栄養素より20倍も安価である。合成窒素はしばしば有機的製品よりよく働き、また、標準的実験分析を使用して検知するのが困難である。

「アースバウンド・ファーム」と他の組織は、億面がない肥料業者を厳しく取り締まる努力の一部として、肥料中の窒素が自然の起源から来たかどうかを明らかにするより精密な分析法を実験している。

「州肥料検査諮問委員会」も検査官の監査力を拡大することを考慮している、と、ネート・デチョレッツ、農業省検査業務課の主導者、は、述べた。州検査官は、現在、大量の合成化学薬品を買っているかどうか確認する為有機肥料メーカーの記録を調べる権力を持っていない。

2月3日の上院ヒアリングは、食物と農業省の遅い対応の原因を調査するだろう、そして法的な解決策を捜すだろう、と、食物と農業委員会議長を務めるディーン・フロレッツ上院議員(D-Shafter)が述べた。

米国農務省はどの材料が有機農場で使用されてよいかを決定するが、州の農業官吏が苦情を調査する事になる。しかし、肥料の商標の調査はほとんど「有機物質調査研究所」担当になり、それは、製品を評価するのに、会社によって支払われている。

カーン郡環境健康サーヴィス省は、2005年と2007年に不適切にアンモニア水を貯蔵している事でポート・オーガニック社に18,000ドル以上の罰金をかした。罰金は州危険物質法の違反者にかせられる。

Author:事務局 : 2009年01月27日 12:14