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2009年02月16日

■ウガンダ:オーガニック肥料が農民を救う

カンパラ—有機肥料がウガンダに導入されて1年も経たないのに、土壌の肥沃さと収穫量の改善で成功が記録されている。

ラカイ地区の農民達は有機肥料を使用して生産高を改善するためにずっと働いてきた。
約7か月の間、パテール氏、「サンゴベイ砂糖農園」所有者、は、トウモロコシ、サトウキビ、果物、野菜を栽培するのに農薬や化学肥料を回避して、有機肥料を昨年選択した。

新しい有機肥料は、農業省と「ウガンダ全国オーガニック運動」によって認証を受けてきたものである。

「化学肥料は、土壌から、浸出を通じて、肥沃さを枯渇させてしまう。」とウィルフレッドチェサング、「サンゴ・ベイ・エステイト」マネジャは、述べた。

しかし、サンゴ・ベイの農民は、有機肥料が導入されて以来、生産性を改善して、地力を強くしてきた。さらに農民達は作物の市場性を高めてきた。

「有機肥料の導入以来、我々が獲るトウモロコシの質は良くなった。種子は大きくなって、味がよくなっている。」とサミュエル・ワンジマ、サンゴ・ベイの農業担当官が述べた。

有機肥料は、バイオ・テク肥料と呼ばれて、100%自然で、適切な植物成長のために必要な、栄養素と微生物をすべて含んでいる。

農業大臣ヒラリー・オネックは、昨年、国際会議センターで開催されたオーガニック・コットン農業に関する「アフリカ地域会議」で話して、大きな国際市場を利用する為、民間部門とすべての関連事業者に有機農業を推進させるように督促した。しかし有機推進者の主な挑戦は、農民に誘因を与えていない事に取り組む事である、とオネック大臣が述べた。

この新しい有機肥料は、サンゴ・ベイ砂糖農園で、150エーカーのトウモロコシとほぼ300エーカーのサトウキビに使用された。有機肥料を使用していない畑では、トウモロコシの葉は成長が貧弱で、黄色になっていて、小さなトウモロコシ穂軸が付いている。

バイオ・テク肥料は、違った投与量で、気候条件と土壌タイプしだいで、すべての作物に作用する、と、サンビ・レディ、有機肥料先任販売マネジャが述べた。有機肥料は液体と小粒の両方の形で来る。1エーカーのトウモロコシには25kgの小粒肥料が必要である。

通常の状況では、1エーカーを有機小粒肥料で栽培するのに、「sh85,000」の費用がかかる。農民が1エーカーで「sh120,000」を費う化学肥料に較べるとずっと安くなる。」と彼は述べた。

Author:事務局 : 2009年02月16日 12:50