« ■フィリピンで養豚労働者が豚エボラレストンウイルスに | メイン | ■人間用ワクチン開発の新方向 »

2009年02月27日

■財政危機にある水道施設を水私企業が狙っている

ワシントンー(2月25日)「食物&水監視」、ワシントンD.C.に本拠がある全国的な消費者擁護団体、によって今日公表された新しい報告書が以下の事を明らかにしている:全国の多くの財政逼迫のコミュニティーが、民間会社に水道と下水システムを売った後、水道料金の高騰、市民サービスの低下、に苦しんでいる。

金が無駄に流れていく:報告書「どんなに水道私企業コントロールが住民の資源を無駄にするか」は、全米の都市や町の実体を示している。これらのコミュニティーは、水道システムを、ますます不安定な経済の下で財政赤字を相殺するため民間会社に売り払っている、そして、これらのコミュニティーの水道民営化の否定的な環境への影響を明らかにしている。

ウェノーナ・ハウタ、食物&水監視の理事長、が、こう述べている:「民間大企業は、彼らがずっと効率的なサービスを提供し、公共制度より低コストでシステムを改善させる事ができると主張している。そのような主張はまさしく常套の手口である。民間水道会社は、株主に目が向いていて、この不可欠な自然資源のため企業に頼るしかない顧客の方を向いてはいない。公共の水を届ける事は個人所有企業への利益センターになるべきではありません。」

「金が無駄に流される」のハイライト:「どんなに水道私企業コントロールが住民の資源を無駄にするか」には以下が含まれている:

州ごとの公共・私企業の水道料金の比較は、民間企業は水道で公共よりも80%も高い料金、下水設備で100パーセントも高い料金を請求する事が明らかにしている。

如何に民間会社がコストを膨張提示し、株主に利益を与える為各部で削減をし、さらに利益を切りさげそうな環境上持続可能な慣習を如何に無視するか。

民間水会社は、水の販売に反対する政治的な力がほとんどない、貧しく、脆弱なコミュニティーの水道制度をターゲットにしている。

オハイオ、インディアナ、カリフォルニア、フロリダ、ペンシルバニア州また他のところに於けるコミュニティーの事例研究があり、民営化によって否定的な影響をうけていて、消費者によりよいサービスを提供する私企業とのサービス契約を取り消している。


「食物&水監視」は、清潔な水と安全な食物を確保するために活動している非営利消費者団体である。我々は、人々に行動する権利を与えることにより、また我々が食べ飲むものに関する市民の意識を変革する事により、我々の食品と水資源の企業コントロールと乱用に挑戦している。

Author:事務局 : 2009年02月27日 13:17