« ■モンサントが「サイバ種子」を計画している | メイン | ■フィリピンが有機米の大規模海外輸出を目指す »

2009年03月23日

■ベトナムで三歳の幼児がH5N3に感染し重体である

ハノイ発:ベトナムの3歳の少年が潜在的に高致命性鳥インフルエンザで陽性のテスト結果が出たと、医者団が述べた。

メイコン・デルタのドン・サップ州のこの患者は月曜日にホーチミン熱帯病研究所に受け入れられ、水曜日に、そのテストがウィルスH5N1菌株で陽性であるという結果が出た、と、同市保健省ディレクタ、グエン・ヴァン・チャウ、が述べた。

「この少年の状況はより悪くなっている。」と同氏が述べた。

同市パストゥール研究所の別の医者は、この感染を確認するために少年のサンプルが再度テストされるだろうと言った。

共産主義国のベトナムは、54人の死者を出していて、インドネシアの次に世界で2番目に高い鳥インフルエンザ死亡者数を持っている。

今年の始まり以来出た2人の死はこのウィルスが原因であるとされている、そしてこの3歳の少年は今年報告された4番目の感染である。

ベトナムの63州のうち5州の家禽がH5N1菌株に感染している、と、動物健康省が述べている。

世界保健機構によれば、H5N1は2003年以来世界中で250人以上を死亡させている。

H5N1ウィルスは典型的には直接の接触によって鳥から人間に広がっている。しかし、エキスパート達は、この菌が変異して人間の間で容易に感染する型になり、何百万人を殺す可能性があるパンデミックになる事を恐れている。

Author:事務局 : 2009年03月23日 10:04