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2009年03月05日

■米国「絶滅危機品種種法」が蘇生させられる

2008年12月、ブッシュ政権は、「絶滅危機品種法」下の長年の慣行を変更させた。ブッシュ政権は、政府各機関が、「魚類野生動物サーヴィス」あるいは「米国海洋大気行政局」のいずれかによる独立調査を求めずに、プロジェクトとプログラムを進行させる事を可能にした規則を出した。環境保護活動家と科学者達は、この変更が、機関が全国で既に絶滅危機にある品種を害する計画を押し進めさせる、と、述べていた。

オバマは大統領政令メモを発すると、政府担当官吏が述べた、それは、絶滅危機植物と動物に影響を与えうる決定に関しては、政府各省が上述の2つの機関と相談する事を命令するものであり、また他方では内務省と商務省はブッシュ政権時代の規則作りを調査している。

この動きは、担当官吏が述べるには、「以前の状態を回復し、内務省と商務省が、新しい規則を発布させるかどうかを決定することを可能にするだろう。その規則は絶滅危機下で長年実施されていた「コンサルテーション」慣行を再度法令で公布させるものである。

「下院自然資源委員会」会長、ニック・J・ラホール、は、ブッシュ政権の規則に反対の声を上げ、立法プロセスを通じてそれを逆転させようとしてきたが、今回のオバマの決定を歓迎している。

ラホールはインタビューでこう述べた:「それは、新しい行政部がよりよい方への変更を真に表していて、我々の天然資源と環境保護にコミットしているというもう1つの徴候である。ブッシュ政権によって押し進められた狐が鶏小屋をまもるというこのシナリオで誰が勝利者になるか我々には分かっていた、それは鶏ではなかったでしょう。」

オバマは、内務省の160周年を記念するため今日午後内務省を訪れる予定である。キエラン・サックリング、「生物多様性センター」理事長、は、この大統領メモが絶大なインパクトを持つだろうとと、述べた。

サックリング氏はこう述べている:「絶滅危機品種は今日深い安堵の息をついています。「コンサルテーション・プロセス」が「絶滅危機品種法」のパワーの中心である。オバマは、「コンサルテーション・プロセス」を規制緩和させるブッシュの試みを逆転させることによって、監視体制とバランスを回復させて、絶滅危惧種に生き残りのよいチャンスを与えた。」

Author:事務局 : 2009年03月05日 12:26