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2009年03月14日

■EU厳戒監視体制下でドイツの野鳥に鳥インフルエンザ発症が検出される

ベルリン/ブリュッセル発:ドイツはH5N1鳥インフルエンザ発生を欧州委員会に通知した。これは今年EUに出たこの家禽疫病の高致死性菌株の初めての発症である。

この感染勃発は、ドイツ、ババリア州のシュタルンベルク町近くでの調査中に撃ち落とされた野生のカモに発見された、と欧州連合の執行部門がステートメントで述べた。

シュタルンベルク(ミュンヘンの南西)の地区事務所は、このカモは1月10日に撃たれたもので、EU全体に渡る監視プログラムの一部としてテスされた、と声明で述べた。この調査で撃ち落とされた他の39羽のどれもこの疫病の兆候を見せなかった。

エキスパート達は、この陽性結果は、野鳥が自然な「ウィルス貯蔵所」であるので、驚くにあたらない、と、シュタルンベルク地区事務所、は、つけ加えて述べた。

「野鳥モニタリングのこの枠組みの中では、個々の陽性結果が発見されることは、さらに予期される。」とこのオフィスは述べた。

「ここ過去8週間中に、この高病原性ウィルスが野鳥経由によって直接あるいは間接的に家禽ストックへ導入されたという兆しはない。」と地域事務所が述べた。

「これまでのところこのウイルスが野鳥の群れの中で拡大しているという兆候はない。」、とオフィスは述べた。

スターンベルグ当局はどんな地域も立ち入り禁止にしていない、あるいは陽性テスト結果を受けて、モニタリング・エリアを設定はしていない。

欧州委員会はそのステートメントでこう述べている:「ドイツは、危険査定の好ましい結果に基づいて、陽性結果が発見された周囲にコントロールエリアや周囲のモニタリング・エリアの設立を差し控えてもよい。」

この27か国のEUブロック中で鳥インフルエンザの最後の野鳥発症は、昨年2月に英国で「カナダ・ガン」に発見されている、他方、EU内でのH5N1の家禽での最後の発生は、先年10月、ドイツのサクソニー州で検知された。

Author:事務局 : 2009年03月14日 11:45