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2009年04月23日

■チベットでH5N1鳥インフルエンザが勃発

北京(AP通信)--中国はチベットで家禽に高致死性H5N1型鳥インフルエンザウイルスの発生を確認した、しかし人間への感染はなにも見つけられていない、と国営メディアが日曜日に報告した。

農業省は、このウイルスが4月12日にチベットの首都、拉薩に在る卸売市場で販売された家禽に見つけられたと述べた、と、公式新華電が報告した。

新華社は、農業省が応急処置を取って、感染勃発に続いて、およそ1,700羽の鳥を殺処分したと言ったと報じた。

この報道は、感染した家禽と接触した人々には「異常」が全く見つけられなかったと、述べている。

中国では8人が今年鳥インフルエンザに感染したが、その内5人が死亡している。しかし人間が病気になった所では、病気の家禽が、何十万羽もの鳥の検査にもかかわらず、発見されていない。

世界保健機関は、発病ケースの[情報]不足が中国の監視システムの質に関する疑問を生んでいると述べている。

2月に、中国は、新疆の極西地域で鳥インフルエンザ勃発が確認された後に、1万3000羽以上の家禽を抹殺処分した。この勃発は今年家禽で報告された1番目の勃発であった。

Author:事務局 : 2009年04月23日 09:10