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2009年04月03日

■ジャマイカの高校生が新バイオ燃料と有機殺虫剤を開発する

ジャマイカ、セント・アン教区の8人の若者が、科学界と技術の壁を壊して、ジャマイカで大きな進歩を達成するため自分達の手腕を振るう計画をしている。

これらの少年達は最近、「科学研究評議会」によって組織された「全国若者発明者競技会」でその発明で、第三、第二レベルで一等賞を勝ち取った。

少年研究チーム(リード、ハイアット、ハミルトン、イー)はキャスタープラント(強香植物)から有機殺虫液を作りだした。もう一つのチーム(バロース、ホジソン、リチャーズ、ブラウンは野生のキンググラスからエタノールを作り出した。

19歳のバロウズと18歳のホッジソンはこう述べている:世界的な食料とエネルギー危機によって引き起こされている最近の挑戦の中で、彼等は、国の現在の食物供給を損なわずにエタノールを作り出せる代替ソースを見つけるのが重要であると思った。

「人々はとうもろこしを食糧源として頼りにしています、そしてそれをエタノールを作るのに使う事は価格を上げる事になります。」

「我々はまた砂糖にはサトウキビを当てにしている、だから、我々はだれも食物に当てにしない植物を見つけなければならなかった。」と、ホジソンが言った。

-同じ蔗糖レベル-

少年達は、ブレーンストーミングと研究でキンググラスに辿りついた、と、言った。この草はジャマイカでは野生で生えていて、いくつかの動物に飼料として主に使用されている。

「我々は、この草はサトウキビと同じ種類から来ているので、サトウキビと同じ蔗糖を含有していると思いました。」と、ホジソンは述べた。

少年達はさらにこう説明した:エタノールを作るのにサトウキビでなくキンググラスを使う事には大きな利点がある。キンググラスは1年に3~4回刈り取ることができるが、サトウキビは1年に一度しか取り入れられない。

「またそれはサトウキビより密に育つので、サトウキビと並んで使用されても、より多くのエタノールを作り出すことができるでしょう。」とバローズは言った。

別の発明グループの17歳のリード、16歳のハイアットは、自分達の発明を「'molluskicide'軟体虫殺し」とうまく呼んでいる。それは、緑の、葉の多い野菜を食べるのが知られているカタツムリやナメクジ類などの軟体動物病害虫に効力がある有機殺虫剤なのである。

彼らの望みは、ジャマイカ島とカリブ海地域中の農民達が作物を保護するのに彼等の製品を早く使ってくれることである。

この少年達は学校の科学クラブのメンバーである。発明の過程はとても時間がかかったが、報われる事であることを認めた。

「私達は、このプロジェクトに取り組んでいる時には夜10:30まで時々学校を出なかった。」とハイアットは明かしてくれた。

当然だがすべての4人の若者は科学分野のキャリアを追求したがっている。それで、彼等の家族と国が誇りに思ってくれることを望んでいる。

Author:事務局 : 2009年04月03日 11:45