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2009年04月30日

■豚を食べない回教国で養豚場の閉鎖と感染拡大防止の豚処分が始まっている

エジプトは、予防措置として豚インフルエンザの拡大に備えて、発症はまだ報告されていないが、国のおよそ30万頭のブタを屠殺処分する事を始めたと保健省が述べた。

この動きは、すぐに、養豚家達から抵抗を引き起こした。

カイロのすぐ北の大きな養豚センターでは、農民達が、豚を処分する為来た保健省役人に協力するのを拒否した、それで役人達は、政府の命令を実行しないままに去った。

保健省大臣、ハテム・エル・ギャビィ、は、ホスニ・ムバラク大統領との内閣会議の後、報道記者達にこう述べた:「エジプトの全ての豚を、国の屠殺全能力を活用して、処分する事が直ちに決められました。」

エジプトの圧倒的多数イスラム教人口は宗教的規制で豚肉を食べられない。

しかし豚は、クリスチャン少数人口によって育てられて、消費されている。キリスト教徒は人口の10パーセントであると推定されている。

保健省スポークスマン、アブデル・ラーマンは、エジプトに豚が300,000-350,000いると見積もった。

農業大臣アミン・アバザは、農民達は豚肉を売る事を、補償の必要がないように、許されていると、レポーターに述べた。

2008年に、動物によって拡大する病気の恐怖に応じて、ムバラク大統領はすべてのブタと鶏の農場、を、人口領域から移動させる事を命令した。

しかし、この命令は実行されなかった。

豚はイスラム世界周辺の多くの場所で見られ、多くは豚肉を食べる宗教少数派によって飼育されている。

しかし、豚肉は、サウジアラビア、バーレーン、クウェート、カタール、アラブ首長国連邦、リビア、を含む一部のイスラム教国で、完全に禁止されている。

ヨルダンでは、政府が、公共健康安全規制に違反した理由で、800匹の動物を含む、国内の5つの養豚場を閉鎖する事を28日に決定した。

Author:事務局 : 2009年04月30日 19:38