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2009年05月18日

■遺伝子操作作物生産高の研究報告

米国での遺伝子組み換えとうもろこしと大豆の10年間以上の使用は、食糧不足を軽減させ得るという主張にもかかわらず、収穫高にはほとんど影響がなかった。

「憂慮する科学者連盟」による研究は過去13年間に渡ってこれらの作物の効果を査定した、これは1990年代前半までさかのぼる同輩科学者達によって検討された学術研究も調査された。

科学者達はこう述べている:「私たちは、この記録に依拠して、GE(遺伝子工学)が総合的に収穫高を増大させる事はほとんど無かったという結論を下します。この技術は世界が近い未来に自身を食べさせるのを助けるのに大きな役割を果たすという信頼性はほとんどありません。」

この研究レポートはこう述べている:伝子組み換え大豆は合衆国で栽培される大豆の90%を占めていて、他方遺伝子を組み換えとうもろこしは米国のとうもろこしの63%を占めている。

全体的なとうもろこしとダイズの生産高はこの15年間で実質的に上昇しているが、それは主要にはGE特徴の結果ではない。この生産増大獲得のほとんどは、他の農業慣行の伝統的な栽培や改良のおかげである、とこのレポートは述べている。

この研究は以下の発見をしている:除草剤への耐性を増加させるよう遺伝子組み換えされたとうもろこしと大豆は生産高を増大させなかった、それはエーカー毎であっても、国別であっても、他の利用可能な除草剤に依存する従来の方法と比べても、増大が無かった。

数種類の昆虫への耐性のため、Bt即ちBacillus thuringienisisバクテリア、からの遺伝子で操作されたとうもろこしは、高くなった生産高をたしかに提供した、しかし、この研究は、その増加は、過去13年間平均で1年あたり0.2~0.3%であると、査定している。

Author:事務局 : 2009年05月18日 12:51