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2009年06月04日

■アメリカは新型菌株に備えて豚監視プログラムを始める

ワシントン6月2日--米国農務省は、ブタインフルエンザ・ウイルスの新菌株を探すためパイロット監視プロジェクトを始める、これはH1N1インフルエンザの新菌株を含んでいる、と主任獣医ジョン・クリフォードが火曜日に述べた。

このプログラムは、農場労働者がH1N1インフルエンザ感染を確認された所の豚群を始め、政府と施設研究所に自発的に提出された感染ブタからのサンプルを調べる事になる、とクリフォード獣医がロイターに述べた。

「これらのインフルエンザ・ウイルスは変異したり、混合する事ができるので、この計画は先を見越せるようにしているのです。」と、クリフォード氏は述べた。

この新しいH1N1ウイルスは、42か国で1万1000人以上を病気にして、86人を殺して、世界的流行病になる恐れを高めている。

科学者達は、このウイルスが、人間とブタと鳥のインフルエンザ菌株からの遺伝子の混合体を含んで、何年も気付かれずに、主要には豚の間で、循環していた、と、信じている。しかし、科学者達は、どのようにしてこのウイルスが人間に現れたのかは、まだ分かっていない。

米国農務省はこれまでまだブタに新しいウイルスの菌株を見つけてはいない、とクリフォードは述べて、政府と民間研究機関がなんらかの合致するものがあるかどうかサンプルをずっと探索していると、説明した。「今のところでは、我々はそれが米国のブタに確かに存在すると信じる理由はない。」と彼は言った。

一般に豚インフルエンザはブタに熱とせきを引き起こす。人間の場合のように、豚は通常その病気から回復する。合衆国では、畜産業者は定期的にこのインフルエンザに対しては家畜にワクチン注射をしている。

インフルエンザ・ウイルスは、空気中で運ばれるが、人々とブタの間を行ったり来たりして、伝わりうる。先月カナダの役人が、H1N1インフルエンザで病気になっていた大工が納屋で働いている間、豚の群れにそのウイルスを感染させた、と、言った。

米国担当官吏は人間が豚からインフルエンザに罹った2005年以来11の発症を、「アメリカ獣医協会ジャーナル」3月号記事によれば、報告している。

米国農務省と米国疾病対策センターは、1年前に、新しいH1N1ウイルス人間感染のずっと前に、監視プログラムの開発を始めていた、とクリフォード氏は述べた。

クリフォードは、そのプロジェクトはウイルス研究を含んでいる、が、米国疾病対策センターからの150万ドルの基金を当てにしていると述べた。米国農務省は診断テストと豚ワクチンをアップデートする為にサンプルを使用すると、彼は述べた。

このインフルエンザを豚人口から排除するのは、人間のインフルエンザの場合と同じで、不可能なので、インフルエンザサンプルの差出しを義務的にすべきではないと思う、と、彼は述べた。

むしろ、畜産農家はアップデートされたワクチンで豚を保護し、病人を畜舎に入れないようにし、発病した家畜と働く場合は、特別な注意を払うべきである、と、彼は述べた。

Author:事務局 : 2009年06月04日 16:35