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2009年06月18日

■ニンジンの抗癌栄養成分の摂取法

にんじんの医療的恩恵特質は、夜間視力を高めるというので第2次世界大戦中英国空軍のパイロットに食べさせられた事があるが、料理の仕方で、高められると、研究者達が述べている。

ニューカースル大学の食品化学者は、野菜を薄く切るより全体をゆでると、4分の1健康成分の供給が増加するのを発見した。

ニンジンを小さく切る、それはイギリスでの最も一般的な料理方法であるが、それは、ニンジンの抗癌効果があるとされる「ファルカリノル・falcarinol」成分の25%を失う事が、ネズミを使った実験室の研究が明かにした。

自然に発生する糖分は抗癌特性を持っているが、すこし甘い味をにんじんにも与えている。ニューカースル大学の農業・食品・郷土開発学部のキルスティン・ブラント博士は、コマぎりされたニンジンは露表面を大きくし、ファルカリノル成分を浸出させる、と、述べた。

ブラント博士は、研究者のアラム・ラシェッドに助けられて、より多くの糖分とビタミンCが失われていく事を発見した。多くのにんじん細胞は加熱で、熱湯を閉め出す力を失う。

100人未満のボランティアによって行われた事情を明かさない味見試験によって、80%が丸ごとで料理したニンジンがよりおいしいと述べた。

「この発見で良い事は人々が自分に良いと分かっている成分摂取の増大を簡単な方法で出来る事である。」と同博士は述べた。

ブラント博士のチームは、南デンマーク大学からの同僚と一緒に研究して、4年前にネズミでの一連の実験でニンジン類にある「falcarinol」成分の抗癌を含む医療的恩恵を発見した。

Author:事務局 : 2009年06月18日 11:20