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2009年06月22日

■米国農業畜産食品の「有機・自然・フリー・・・等」の定義分類と米国農務省の関与

「ナチュラル」な鶏は米国全体の多くの商店で見られる、そして鶏に付いている「ナチュラル」という言葉を使用する米国農務省の広い定義のガイドラインズに合致している。
これらのガイドラインは、もし製品が、なんらかの人工的な味付けや色つけ成分、化学保存剤、あるいはその他の化合成分を含んでいない、さらにその製品が最小の加工(minimally processed)をされていれば、「ナチュラル」というラベルをつけてよいと述べている。

米国農務省の「ナチュラル」要求は最少基準以上のものはほとんど表現していない。特別にはそれは育てる方法、そして特に、抗生物質あるいは家畜や家禽への成長強化剤、の使用には対処していない。

さらに、農務省「ナチュラル」のラベルが付いていても、自然に育てられた家畜、あるいは抗生物質を給餌された鶏を、提供する事は法的に可能である。事実、どんな慣習的に飼育された鶏でも「認定有機」鶏で記述されているこの「ナチュラル」の要求の資格がある。

「認定有機"Certified organic"」鶏は「自然"natural"」鶏とは違っている、その違いの理由は、認定有機鶏は、認定飼料ダイエットを給餌されて、抗生物質無しで飼育されていて、鶏が飼育される方法を実証するのを第三機関に委ねる。

「フリーレ[イ]ンジ"Free Range"・≒規制が無い範囲」鶏は、「ケイジcage≒檻状のもの」あるいは「囲い込み場所」の外に勝手にさまよえるが、毎年米国で生産される鶏の数十万分の一以下にしかならない。米国農務省によれば、「生産者達は農務省にフリーレインジ鶏が外部へのアクセスをずっと許されている事を実際に示さ(demonstrate)なければならない。

有機飼育業者は自分の鶏を放し飼いの条件で飼育する事が多い。「"Cage Free" ケイジフリー≒檻無し」という言葉には法規制的な意味はなにもないが、一部の鶏卵業者はこの用語は、「"free range"」よりは紛らわしいさが少ないと思っている。

「"Free farmed"フリーファームド・≒拘束がなく飼育・栽培された」という用語は、「The American Humane Association」という組織によって商標にされたものだが、農場がこの組織の基準に合致して、農場の動物が飢えと不必要な恐怖と苦痛が無い事を確実にしている事を意味する。

「フリー・ファームド」というラベルを獲得する事は、最初の検査と年に一度の再証明を受ける事になる。それは家畜を飼育するのに最も厳密なプログラムであるように思える。しかし人が自分で農場を訪問しないなら、人は状況を基本的には信用するという事になる。

米国農務省(USDA)によると、「"free farmed"」の牛肉、豚肉、および他の非家禽生産食品類は、牧場で草を食べて、生きている動物からきているものとして、ゆったりした定義をしている。牧場の大きさ、動物に与えられている空間の広さ等の他の基準は、 牛肉、ラム、ポーク、が「フリーファームド」と呼称されるのに、求められていない。

「フリー・レインジ」と「フリー・ローミング」の施設は、これらの2つの評価基準に従っているかどうかはめったに点検されていない、あるいは真実を確かめられていない。 米国農務省は、「これらのクレームの正確さは、生産者の「証言にあたるもの」(testimonials)に依存している。

Author:事務局 : 2009年06月22日 19:05