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2009年07月02日

■有機生産業者は厳しい時代に直面している

有機食品販売が二桁のペースで伸びていた時期にオール自然栽培になった増大していた数の農業従事者が、有機認証を放棄している。

有機農法は、金がかかり、労働強化的で、そして、多くの消費者はもう不況でその代価を払うことを望めなくなっている。

ほとんどスーパーマーケットで販売されている自然食品の米国での販売が、シカゴを拠点とする調査会社「Mintel」によると、今年1.1パーセント落ち、50億7000万ドル(78億5000万ドル)になると予想されている。

この低下は小さいが、2003年以来12パーセントから23パーセントの年成長率を見てきた産業では、始めての事である。

有機酪農業者が、高く昇る飼料コストと急に下がるミルク価格によって、締め付けられて、最悪の被害を受けてきている。

不況と金融恐慌もまたジョージ・ミアーズにとってこの時代を不確かなものにしている。ミアーズ氏は、デルフィ(インディアナ州)近くで有機とうもろこし、そば、小麦、大豆を56ヘクタールで栽培している。その多くはア、有機卵、ミルク、牛肉を生産している家畜のための飼料になる。

だんだん増大する数の農民が米国の2つのトップ有機栽培州、カリフォルニアとウィスコンシンで有機生産認証を失っている。

典型的な年では、「カリフォルニア認定有機農民・Certified Organic Farmers」(米国で最も大きい認定団体の1つ)、は、認定資格費用不払いで、約2000の公認農場とプロセッサ業者の中の約20農場が証明を失うのを、見ている。

ボニー・ワイドマン、「the Midwest Organic Services Association (中西部有機サービス協会)ディレクター、は、ウィスコンシン州といくつかの米国中西部州に在る1,200の認定有機農場の約80が今年認定の中止、先年の約60からの上昇を、予想している。

それでも、このカリフォルニアとウィスコンシンの有機グループは、有機産物への関心は強いままである、なぜなら有機産業は他の産業のようには悪くなっていないからだ、と、述べている。

ワイドマンの有機グループは、今年、ほとんどは野菜、とうもろこし、大豆農民に200の新しい有機認証を発行している。一部の人達は有機農業が従来の農業より大きい利益の可能性がまだあると信じていると、ワイドマン、は述べた。

食品の品質に関して心配している消費者達は、有機軽食と他のそれほど栄養価がない食品を削減してさえ、有機野菜と有機肉への需要を強めている、と、とマーシャ・モゲロンスキー、有機調査組織「ミンテル」の先任研究アナリスト、は、述べている。

Author:事務局 : 2009年07月02日 11:02