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2004年06月21日

■ドイツ連邦下院議会が新しい遺伝子変更作物に厳しい法律を可決する

■ドイツ連邦下院議会が新しい遺伝子変更作物に厳しい法律を可決する

 社会民主党とグリーン党により主導されているドイツの議会は、遺伝子組み替え作物の栽培を厳密に規制する新しい法律を金曜日に通過させた。この法律は、ドイツで、遺伝子修正された植物が育てられる区域を制限し、またすべてのGM作物に表記をつけて監視するために全国的な登録を要求をしている。GM種子を植える農夫は、厳しい規則を守る事を要求される。非GMフィールドから隔離する最低距離を取る事、GM植物からの花粉の広まりを防止する手段を取る事の要求を含んでいる。SPD党のヘルタ・ドゥブラー-グメリン、国会議員、は、こう述べている「農民と消費者の利益の為に、私達は、遺伝子変更された食物が、私達の食料雑貨店の棚の上に規制されずに、またこっそりと気がつかれないうちに出されるのを望まない。」今度の法律は、またもし農民のGM作物が近隣の農場を汚染するならば、その農夫は損害賠償をする責任がある。保守党の反対政治家達と農業ロビーは、この規制が、農民がGM作物を育てる事を極めて困難にすると主張している。

参考資料
Bundestag Passes Stringent Law on Genetically Modified Crops
| Germany | Deutsche Welle | 18.06.2004
Germany18.06.2004

Author:事務局 : 2004年06月21日 11:19