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2004年09月20日

■タイのパパイヤのGM汚染で輸入拒否が続く中、

■タイのパパイヤのGM汚染で輸入拒否が続く中、
  汚染が実証され清浄作戦が行なわれそうである

 汚染拡大の否定以来最初の具体的な行動 

 タイ農業省は昨日こう述べた。遺伝子修正された(GM)パパイヤによるタイ国の大規模農場の可能な汚染に対処するために、クリーンアップ作戦が組織されるだろう。農業省長官、Chakan Saengraksawong、は、こう言った:この作業手順には3つの段階がある:即ち、影響を受けた大規模農場のすべてのパパイヤ木の根絶、400メートルの隔離ゾーンの実施、どのようにこの汚染が起こったかの調査である。この処置は、既存の植物病害勃発コントロールの手段と同様であり、植物隔離法の下で実施される。この法律は、(GM)パパイヤを含む89の遺伝子修正された作物を、人の健康と環境への潜在的なインパクトのため、政府の研究ステーションの外では、植える事を禁止している。

 これは、環境保護団体のグリーンピースが、先月、遅く、地方の農民の農場で、農業省のコンケーン園芸研究ステーションにより開発された遺伝子転移パパイヤを見つけたと、発表して以来、政府機関による最初の具体的な行動である。グリーンピースは、同省が違法に遺伝子組み替え有機体(GMO)、パパイヤ種子、を農夫に配布したのだと主張しているが、農業省は、これを否定している。Chakan氏はこう述べた:同省は、昨年研究ステーションからパパイヤ種を買った2600人の農夫から収集された300のパパイヤサンプルを無作為にテストした。「もしパパイヤサンプルテストが GMOのポジティブな結果をだせば、清浄作業が実施されるだろう。隔離ゾーン内では、すべてのパパイヤ木がテストされて、もしGMOsを含んでいれば、破壊されるだろう。」と、彼は言った。

 Chakan氏は、また、国民人権委員会に、農業省がもし土着の品種が汚染されていれば、遺伝子転移パパイヤを迅速に破壊できるように、コンケーン農場からのテスト結果をリリースする事を要求した。先週、同委員会は、研究ステーションから遺伝子転移パパイヤ種子が拡散されたというグリーンピースの主張を確認するために、コンケーンの地元の農夫から15のパパイヤサンプルを収集した。同委員会からの情報元の一つは、テストが、Mahidol大学研究所によっておこなわれたが、GMOを含んでいる1つのパパイヤサンプルが発見された、と、伝えている。しかし、この結果は、Thaksin Shinawatra首相に通知される前に、「遺伝子工学と生物工学国民センターによって、確認される必要がある、と、この情報元は、述べている。

参考資料
Clean-up operation likely for GM papaya
First concrete action since denial of spread□
KULTIDA SAMABUDDHI
Bangkok Post, 14 Sep 2004

Author:事務局 : 2004年09月20日 14:04