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　2004年8月の初めから、2004年9月9日までに起きた5人の子供の死は、鳥インフルエンザAウイルス H5サブタイプにたぶんよるものだと、ハノイ中央小児科病院の医師達が述べた。これらの子供の犠牲者は、14ヶ月から4歳までで、ハノイと近隣のハテイ州で暮らしていたが、鳥インフルエンザに罹った疑惑で入院させられた。全員が重態で、呼吸困難と、高熱、内出血で苦しんでいた。保健省は、今年［2004年］の最初から致死性の高いH5N1ウイルスに罹っていたと疑われている27人の患者がいた事を発表した。このうち20人は、鳥インフルエンザA（H5N1）ウイルス感染の結果として死亡した事が確認された。

　2004年9月の初めから、H5N1の人の新しい感染は全国で発見されていなかった、と、保健省は述べた。しかし、保健省で働いている人達は、鳥肉の鳥インフルエンザA（H5N1）ウイルスが完全に根絶されていないので、住民が強い警戒体制を取るべきだと警告していた。もっとも2004年7月以来それがコントロール下にあると報道されていた。このウイルスは、ヴェトナムの家禽の総人口の17％を抹殺して、64地域中の57に渡って4320万羽の家禽が死亡した。去年[2003年]末から今年[2004年]の三月迄で、1兆3000億VND（ 8330万米ドル）の損失をもたらした。それは、さらに2004年７月初めの第二の勃発で、南部の8州にある18箇所の家禽農場で、21,173の鶏、1,153羽のアヒルとガチョウ、を殺した。地方当局は、鳥インフルエンザを完全にヴェトナムから根絶させるには最低5年はかかるだろうと現在は認めている。

参考資料
AVIAN INFLUENZA, HUMAN - EAST ASIA (44): VIET NAM
International Society for Infectious Diseases
Date: Sat 11 Sep 2004

From: ProMED-mail
Source: Vietnam News Brief Service, Fri 10 Sep 2004 [edited]
Viet Nam: deaths of 5 children attributed to avian influenza H5 virus