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2005年01月05日

■カナダでまた狂牛病の牛が出る

■カナダでまた狂牛病の牛が出る
  牛輸入国への波及状況

 カナダ食物検査局は狂牛病疑惑牛が検出されたと述べた

 カナダ食物検査局は、狂牛病のさらなる発症例になりそうな牛を検出したと述べている。これは、既に苦境にあるカナダの牛肉産業への潜在的に破滅的な打撃になる。疑惑の発病の公表は、カナダからの牛肉と生きている牛のすべての輸入に対し三月に国境を再開すると言う米国の全体的な計画が発表された後に、なされた。国境は、北アルバータの雌牛が脳海綿化症(BSE)で陽性と判明して、19ヶ月前に閉鎖された。カナダ食物検査局(CFIA)の情報は限られていて、発病疑惑は10歳の酪農牛だとしか言っていない。[この事は動物飼料禁止が実施される前にこの牛が生れたことを意味しているかもしれない。]同局は、予備的なテスト結果は、水曜日に完了したと、言って、この雌牛が「歩行不能牛」と認定された後に、このテストが実施されたと、付言した。

 今回の発見は最終的ではないけれども、CFIAは、複数のスクリーニングテストによって陽性の結果が出たと言っている。この牛のどの部分も、人の食物と動物飼料には、入ってはいない、と、同局は言っている。この牛のサンプルが、ウィニペグにある人と動物健康カナダ科学センターで現在分析されていて、確認の結果が3日から5日ないに出る予定である。2003年でのカナダでのBSEの確認以来、CFIA役員は、もっと多くの発病ケースが北米で発見されることは可能であると述べてきている。同局はこう述べている:米国当局には通知済みで、確認された結果だけを報告することがカナダ政府の通常の方針である。しかし合衆国による境界再開告知によってできたユニークな状況があるので、最も慎重な行動は、入手可能な情報を公的に発表し、関係者に現在状況への完全な理解を提供することであると決定した。

 BSE(牛海綿状劣化脳症)は、牛の中枢神経系を侵す慢性劣化病である。最初、1986年に英国でそれが診断されて以来、180,000以上の発病がある。もし確認されるならば、このケースは、水曜日に出た米国のほとんどのカナダ牛肉輸出品に境界をやっと再開するという告知を喜んでいた、苦境にある牛肉産業には破壊的な打撃になるだろう。、、、、、もしこの米国の決定がそのままであれば、それは、新年に牛肉と牛の貿易の約95パーセントが再開できることを意味するだろう。カナダの牛肉産業は、北アルバータにある単一のブリーダー雌牛がBSE陽性と判明したと2003年5月20日に発表されて以来、苦境にある。

 米国による貿易禁止以前には、動物達は規則的に国境を越えていた。カナダは、米国に生きている牛の70パーセント以上を売ってきた。その市場は、2002年で18億ドルに値した。2番目の大きい顧客、メキシコ、は、二億ドルになり、日本は、8,100万ドルに価する輸入をした。主要には、アルバータ、オンタリオ、ケベック州で、牛肉産業に関連する4,200以上の仕事が失われた、と、連邦政府の統計が述べている。その境界閉鎖処置は、鹿、ヘラジカ、羊、ヤギ、シンリントナカイ、バイソンなどの反芻動物も含んでいた。この閉鎖は、カナダの産業と農村にとって、50億ドルの損失になったと見積もられている。連邦と州政府は、合計16億ドルを生産者の援助に使った。米国が牛齢30ヶ月未満の骨抜き牛肉へ去年の9月米国境を開いたが、ワシントン州でカナダ産雌牛に2番目のBSE(狂牛病)発病が出現した時に、輸入を拡大する計画が縮小された。合衆国はその結果、その主要な牛肉貿易相手国をなくした。

参照:
International Society for Infectious Diseases
http://www.isid.org
Date: 30 Dec 2004
From: Mary Marshall

Source: Canadian Press [Edited]
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Canadian Food Inspection Agency says suspected case of mad cow detected

c2001 International Society for Infectious Diseases

Author:事務局 : 2005年01月05日 15:35