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2005年04月30日

■米国で冷凍鶏肉食品によるサルモネラ菌感染が出る

■世界食品安全情報
  米国で冷凍鶏肉食品によるサルモネラ菌感染が出る

 サルモネラ菌感染発症が冷凍鶏肉に関連する

 保健官吏が以下の警告を発した:消費者は、ミネソタとミシガンで売られた冷凍鶏肉料理と結び付いたいくつかのサルモネラ菌伝感染の後を受けて、冷凍鶏肉と鳥肉製品を完全に調理することを確実に行うべきである。4件のサルモネラ菌感染が、ミネソタ州の冷凍で、茶色加工された詰物鶏肉料理に結びつけられている、と、2005年4月21日に新聞発表で「ミネソタ保健省(MDH)」に報告した。ワシントンDC米国農務省(USDA)食物安全検査サービス(FSIS)スポークスマンのスティーブン・コーエンによると、ミシガン州で最近、同様な製品に関連した約9件のサルモネラ感染症が報告されている。同氏はCIDRAPニュースでこう述べている:「私達はリコールをする状況、また粗悪品流通状況ではないと、思っている。なぜならサルモネラ菌は料理していない鶏肉で悪化したものではないからだ。私達は人々に鳥肉を安全にする調理温度で[これらの製品]を調理することを促したい。」

 ミネソタでの関連した料理は、カブの名称の下で、「カブ食品」で売られていた、と、MDHは報告した。それらは、イリノイ州のプラントで「プラントコードP-1358」の下で生産されていて、USDA検査ロゴが付いている製品ラベルをつけて出ている。保健官吏たちは、同じプラントからの製品が他のチェーン店で売られているかもしれない。ミネソタ州の疫病学者、ハル・ハリィ博士は新聞発表においてこう述べている:「これらの製品がパン粉をまぶされて、あらかじめ茶色になっているので、事前に料理されているように見えるかもしれないが、それらは、実のところ生で、それに応じた料理がされなければならない。」

 FSISのステートメントは、消費者が電子レンジで製品を熱していて、それが生の鶏肉を含んでいたことに気がつかなかったかもしれないと、伝えていた。このステートメントはこうこう述べている:そのような製品は最低165Fの内部温度で調理されるべきである。MDHはこう言った。ミネソタ州の検査官は、2005年1月から3月迄の間サルモネラ感染発症の最低4つの事例が、同じサルモネラ菌株「Salmonella enterica_ serotype Heidelberg Mod.LL」」に関係していると、決定した。カブ商店からのブロッコリとチーズを入れた冷凍鶏肉の最低1パッケージが、4つの感染発症例にマッチする血清サルモネラ菌株を持っている事が発見された。

 MDHは、カブ商店が、店頭から感染関連製品を自発的に撤収した、と、述べた。カブ商店の役員は、その製品を店頭に戻す前に、ラベルを再設計すると、MDHに告げた。コーエンは、ミシガン州のどの店で感染関連製品が売られたのかを知らないと言った。彼はこう付言した。多くの他の設備がその冷凍料理に使用されている生の製品を提供している。FSISは、「何か製品に異常があるか、または全体のサプライ・チェーンにおいて料理時間と温度指標がついているかどうか」を調査している、と彼は、言った。コーエンによると、USDAのテストでは、平均約13パーセントの生ブロイラーチキンにサルモネラ菌が含まれていることが示された。 同氏はこう述べている:USDAのHACCP(危険分析と危険管理指標)規定の標準値は、20パーセントである。FSISはどのように冷凍チキン料理がマーケティングされているか調査して、その製品が生であることを明確にするために、パッケージのラベルを変更すべきかどうかを考慮する、つもりである。

参照:
Archive Number20050425.1151
Published Date25-APR-2005
SubjectPRO/AH/EDR> Salmonellosis, frozen chicken - USA (MN)
SALMONELLOSIS, FROZEN CHICKEN - USA (MINNESOTA)
International Society for Infectious Diseases

Source: Center for Infectious Disease Research and Policy
[edited]
disease/news/april2205salmo.html>
Salmonella cases linked to frozen chicken entrees

c2001 International Society for Infectious Diseases

Author:事務局 : 2005年04月30日 16:47