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2005年06月03日

■英国ウエールズで生後三年を含む若い三頭の牛に狂牛病が見つかる

■英国ウエールズで生後三年を含む若い三頭の牛に狂牛病が見つかる

 ウェールズのダベッドにある農場で誕生した比較的に若い雌牛に3頭のBSEの感染が発見された。短い時間内で同じ場所で誕生した3頭の牛に狂牛病がでたのが確認されたのはここ何年の間ではじめての事である。狂牛病は英国の農業を破滅させたものである。これらの発病した雌牛は、最も若い牛の発病で生後36月から43月までの牛である。1996年後に誕生した雌牛の3頭の発病が一つの農場で発現したのは初めてである。ヨーロッパ全体でも2002年に生まれた3歳の牛がBSEに感染したのは初めてである。

 1992年間の37,000頭に比べて、昨年は英国で、309頭の発病が報告されていた。これまで今年では、88頭が発病していた。今年三月にヨーロッパ食物安全官吏達は、英国でのBSEリスクを高いから低いへ改訂したばかりであった。科学者達は3頭の雌牛が同じ起源から感染したのかどうか検査しているところである。1996年に英国で開始した牛飼料に他の哺乳動物から全ての成分使用を禁止するコントロール後に、輸入された汚染飼料にその病気の起源があるのかどうかを調べている。EUの他の国ではそのコントロールは2001年9月までは厳しくされていなかった。何人かのエキスパート達は、飼料を各国間で輸送するコンテナが、輸送毎には完全にきれいにされていなく、混合汚染を起こす事になっているのかもしれない、と、考えている。

参照:
Cluster of BSE cows found on Welsh farm
James Meikle
A cluster of three BSE cases has been found in relatively young cows born on a farm in Dyfed, Wales.
The Guardian Weekly 2005-06-03, page 11

Author:事務局 : 2005年06月03日 10:29