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2006年02月02日

■養鶏飼料汚染:ベルギー

 ベルギーは飼料のダイオキシン汚染で400の養鶏農場を隔離処置にした
 飼料の発癌性薬物ダイオキシンで汚染された鶏の探査が進んでいる

ベルギー当局は、動物飼料に発がん性の化学薬品の痕跡を発見したので一時的に多くの農場を閉鎖する事を決めた、と、2006年1月30日に述べた。食物安全エージェンシーは2006年1月27日金曜日に96のブタと鶏農場を閉鎖した。食物安全エージェンシーは、先週オランダの企業によって見つけられたダイオキシンの起源を追跡して、ベルギーの豚の脂肪にたどり着いた。この脂肪は家畜産業のため他の飼料に混ぜられていた。

2006年1月28日から29日に渡って、もっと多くの飼料が影響されているかもしれないことが明らかになった。食物安全エージェンシーのパスカル・ホーバートは、VRTネットワークにこう述べた:当局はこの飼料を使ったかもしれない不特定数の農場をさらに閉鎖する計画である。7年前にダイオキシン混入危機で数百万匹の鶏と数千匹のブタを屠殺する事がベルギーで起きた。

同局はこう述べている:今回の汚染のレベルは、ダイオキシンが動物飼料を通じて人の食物流通に侵入した1999年に発見された汚染レベルより、ずっと低いものである。ダイオキシンは身体内で蓄積し、癌、誕生欠陥、および器官障害に繋がりがある。

Author:事務局 : 2006年02月02日 09:23