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2006年04月10日

■遂に英国でもスコットランドに鳥インフルエンザが確認される

死んだ白鳥に鳥インフルエンザが確認される。
予備的なテストにより、スコットランドのファイフで死んでいる白鳥からのサンプルにH5鳥インフルエンザウイルスが確認された、と、保険役員が明らかにした。

正確なウイルスの菌株はまだ明らかではないけれども、テストが続き、より一層詳細な結果が木曜日には出るだろう。スコットランドの執行部は、アンスツルーザ東部のセラーダイク地域が規制区に実施されたと言った。もしこの発症が高致死性のH5N1菌株だと確認されれば、さらなる規制措置が取られるだろう。この死んだ白鳥は、やせ衰えた状態で岸辺で見つけられた。サンプルがサリー州ワイブリッジのEU鳥インフルエンザ研究所に分析のために送られた。

執行部スポークスマンはこう言った:「最近のEU決定に従って、スコットランド行政部は、最小3キロメートル半径に保護ゾーンと10キロメートルの監視ゾーンを実施している。保護ゾーンの家禽の管理者は、鳥を野生の鳥から隔離するために屋内に可能な限り分離するよう指示されている。これらのゾーンからの鳥肉、卵、鳥肉製品の動きを制限する措置が直ちに実施されるだろう。保護ゾーン外の家禽の管理者は、必要になったら屋内に鳥を収容する準備をすべきである。
(チャールズ・ミルン スコットランド主任獣医役員)

養鶏農民は息を殺して待機している

政府役員達は、大衆が健康で不安がる理由はないと、強調している。スコットランド政府の全国緊急事態委員会が開催されるだろう。イングランドの環境省、スコットランド行政部、保健省、内閣オフィス、首相官邸、からの各代表が参加する事が予期されている。H5N1ウイルスは現在人間にとって大きな脅威になる事はない。それが人から人へ容易に感染する事がないからだ。しかし、専門家達は、このウイルスが変異してその転移能力を獲得すれば、広域悪疫・パンデミック、を勃発させ数百万の人間を危険にさらす事を恐れている。「全国農夫連合スコットランド」によると、スコットランドの鳥肉産業は127000トンの肉と7億4000万個の卵を生産している。しかし、インフルエンザ発症地の近くには家禽農場はないということである。□


Author:事務局 : 2006年04月10日 09:29