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2006年07月31日

■タイとラオス国境に沿って鳥インフルエンザが新しく勃発している

タイ農業省は、H5N1鳥インフルエンザウイルスがタイ北東部のラオスに国境を接する地域で発見され、またタイの別の場所でこのウイルスが十代の青年を死亡させて、めんどり31万羽の抹殺処分が行われた事を発表した。

タイ農業省は30日にこう言った:H5N1鳥インフルエンザウイルスがタイ北東部のラオスに国境を接する地域で発見された。そして、先週タイの別の場所でこのウイルスが十代の青年を死亡させて、その後31万羽のめんどりの抹殺処分が行われた。副農業大臣、Charal Trinwuthipong、は、ロイターにこう話した:「研究所の結果は、Nakohn Panom州の村からきたこの鶏が鳥インフルエンザのために死んだ事を確認した。合計78の農場での抹殺処分はすでに始まっていて、私達は、今夜までにすべて終えることを望んでいる。バンコクから740km(460マイル)北東にあるNakohn Panomでのこの勃発は、国境の「他の側」(明らかにラオスの事をさす)から持ってこられたH5N1に感染した卵用トレイによって引き起こされたかもしれない。 これらの卵商人は怠惰でそれらのトレイから卵を自分の顧客に渡す時に自分の新しいトレイに入れ替えなかった。彼らはトレイを交換してそのまま渡した。これがこの病気が村にまん延した事情である」

その17歳の青年は、北部の州のPhichiで20日に鳥インフルエンザで死んだ。その州では、当局が8ヶ月間でタイの最初の勃発を根絶させる為に数百羽の鳥を抹殺処分して、家禽の移動を制限していた。「国連食物農業組織(FAO)」は、この高致死性ウイルスがラオスの家禽農園でもまた発見された、これは2004年以来ラオスでの最初の主要な勃発であると、28日に言った。ラオス国のメディアリポートによると、この勃発はビエンチャンの25km南部の商業用農場で起きた。ビエンチャンでは先週約2500羽の鶏が死んでいた。その同じ農場は2004年の早い時期に勃発を経験した。その時このウイルスはアジアの各地を席捲して、共産主義主導のラオスを含み、そこでは国民560万人のほとんどが田舎の僻地に住んでいた。

FAO役員はこう言った:FAOはこの状況を査定するために8月2日にラオスへ鳥インフルエンザの専門家を派遣する予定である。タイ副農業大臣チャラルはこう言った:農業省は、ラオス、カンボジア、ミャンマーと接している州の知事達にこれらの3国から移動されてくる家畜への監視体制を強化するよう指令をだした。そこでは都市地域外では基本的な医療がほとんど存在していない状態である。

Author:事務局 : 2006年07月31日 12:42