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2006年09月05日

■エジプトでも鳥インフルエンザの再勃発が起きている

世界保健機関の伝染病監視地域アドバイザー、ハッサン・エルブシュラは、こう述べている
 :エジプトでのこの新しい勃発は意義深い。
  このウイルスがまだ巡っている事を私達に告げているからだ。
  エジプトで2月最初にこの鳥インフルエンザがエジプトの家禽に勃発し、3月から5月の間に、
  14人のエジプト人が感染して、6人が死亡している。

CAIRO発9月4日(ロイター)

エジプトは、鳥インフルエンザの4つの新しい発病を家禽に検出した。これは今年エジプトで6人を殺し、その鳥肉産業に打撃を与えたこの疫病の2ヶ月ぶりの感染発見になる、と、官吏は4日述べた。農業省幹部はこう言った:これ等の発症の3件はいわゆる家庭での「裏庭飼育」の家禽に先週首都カイロで発見された。4番目は南部のソハッグ市近くの村で検出された。高病原性H5N1鳥インフルエンザウイルスの発病は、2ヶ月前に始めて発見された。エジプトは、アジア以外では、人間の鳥インフルエンザ発病が最も大きいクラスタで起きている。人の発病は5月以来は報告されていない。

世界保健機関の伝染病監視地域アドバイザー、ハッサン・エルブシュラ、は、こう述べている:「この新しい勃発は意義深い。このウイルスがまだ巡っていることを私達に告げているからだ」最初にこの鳥インフルエンザウイルスがエジプトの家禽に2月浮上し、3月から5月の間に、鳥インフルエンザは14人のエジプト人を感染させて、6人を殺した。エジプトでの鳥インフルエンザ勃発はパニックを起こしている。それはチキンが主要なたんぱく源であり、市街地の貧しい家族は、食事と収入を補うために家庭内で鶏を繁殖させる事を多く行っているからだ。家庭の屋上で飼育されている鶏は、特に渡り鳥からウイルスを感染させられやすい。渡り鳥は、人口稠密なナイル川渓谷に沿って移動するさいに飛行している、と、エキスパート達は述べている。

Author:事務局 : 2006年09月05日 17:15