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2007年09月06日

■マレーシアで住民の悪臭苦情で養豚業者が頭数削減を命じられる

クアラルンプール:イスラム教徒が大多数のマレーシアで、政府当局が南部の中国人系養豚家に、住民の養豚悪臭についての苦情を受けて、105,000頭の豚を処分することを命じた。
イスラム教では豚は不浄であると考えられている。

マレーシア政府は南部マラッカ州の3つの地域の農民に、9月21日までに豚153,000頭を48,000頭まで減少させるように命令した。でなければ当局が豚を屠殺すると、州警察長官のMortadza Nazreneが水曜日に述べた。

この紛争は、イスラム教徒が過半数の国で人種間緊張を強める可能性がある、ほとんどすべての養豚業者は中国人である、そして地区の養豚に反対する住民の多くがマレーシアのイスラム教徒であると信じられている。 豚はイスラム教では不潔であると考えられている。

昨日農民との交渉が対立で終わった後に、この9月21日の最終期日が出された。政府当局は期日後は強制的に処分をする準備ができていると、Mortadza氏が言った。少なくとも40人の警官が農民からの抵抗を予期してその地域に配備されている。

「悪臭への苦情はこれまで長い間あった」と同氏が言った。彼は、村民と観光客リゾートが農場からの悪臭について苦情をこれまで言っていた、と言った、そして一部の人達が豚の廃棄物が近くの川の中に捨てられていたと主張した。

「これは人種に関する事ではない」とMortadza氏は述べて、これらの養豚農場は、多くが小屋に何百という豚を一緒に押し込めているから、非衛生的であると付け加えて言った。

Author:事務局 : 2007年09月06日 12:59