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2007年09月18日

■H5N1ウィルスの突然変異がすでに起きているという不安が生じている

広東動物防疫センター部長のユー・エドン(YuYedong)氏によれば、シクシアン(Sixian)村で死んだ9,800羽のアヒルはすでにワクチン注射をされていた。
しかし彼は最初のワクチン接種は65パーセントだけしか効果的ではないが、第2番目の接種は90パーセント有効になると付言した。

彼は、これらの感染アヒルは最初の注射の後で感染したものだと信じている。その死は、勃発を制圧する為、15日に32,600羽のアヒルの大量処分が実施された。

保健担当者達は、その村の周辺を通過する全ての車とアヒル農場に消毒剤をスプレーしている。番禺の保健担当官ヤン・ビングヨウ(Yang Bingyou)氏はシクシアン村の5キロ以内のすべての家禽は登録されて、隔離されて、消毒措置が強制実施されたと述べた。

発症したアヒルの最初のテストはH5N1ウィルスに類似している菌株で陽性であった。サンプルはさらなるテストのため国立鳥インフルエンザ参照研究所(NationalAvianInfluenza Reference Laboratory)に送られている。

この勃発は香港でこのウイルスが突然変異したかもしれないという恐れを引き起こしている。ホー・パク・リュン(HoPak-leung)博士、香港大学伝染病専門、は、このウイルスがすでに突然変異したか、あるいはこのワクチンが効かない、という心配があると言った。

ロ・ウインロク(Lo Wing-lok)別の伝染病専門家、は、番禺周辺地域からのアヒルの輸入に対する禁止令を要求している。

香港バード・ウォツチィング協会会長、チェウン・ホーフェ氏はこう述べている:香港の以前のH5N1発症は渡り鳥とは無関係であることが判明したけれども、番禺からの渡り鳥がこの地域にこのウイルスを運んできた可能性が高い。

農業漁業保護省は、状況をモニターして、地元の養鶏場の検査を強化すると言った。

香港新領地家禽養殖(ガチョウとアヒル)共済組合会長、クヲック・チヤウ氏は、この勃発で家禽売上高が20から30パーセント下落したと言った。

Author:事務局 : 2007年09月18日 15:30