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2003年07月28日

■GM実験栽培農夫は警戒の通告を行政部より受ける

■GM実験栽培農夫は警戒の通告を行政部より受ける

BBC NEWS | Scotland | GM warning to trial farmers
Last Updated: Friday, 25 July, 2003, 15:12 GMT

GMの警告がトライアル地の農民に出る

GM作物は三年の間スコットランドで実験栽培された。GM油菜種作物からの種子が以前に考えられたより長い間土地に残留するという不安が、農夫に新しい警告を発する事になった。スコットランド行政府は、政府トライアルの一部としてGM油菜種を植えた農夫に、今年は同じフィールドに通常の作物の品種の種子をまかないようにアドバイスした。政府に委任されたリポートからの予備的な発見があって、行政府が、GM油菜種が偶然に食物の供給網に入らないことを保証するために、このアドバイスを出す事になった。警戒策に関しては、行政府、Defra(環境、食物&郷土生活省)、環境リリース諮問委員会、の間で、合意ができている。

国民の健康

スコットランドの農夫は、遺伝子組み替え作物の3年間の「農場スケール評価」(FSE)の一部としてGM油菜種を育てた。FSEは、除草剤耐性GM作物への除草剤の使用が、どんな効果を農地の野生生物に持つかを研究した。副環境大臣アラン・ウイルソンはこう述べている:「 これらの農場規模トライアルの実施にわたって、私達は、私達の最初のプライオリティが公衆の健康と環境を保護する事であるというのは明確であった。またリスクはずっとなかった。「この行動は、実験作物からのGM素材がその後のどんな通常の作物にも現れるのを防止することに向けられていて、農夫はどのような残留GM植物でも除草剤で根絶することができるようにするだろう。」

より大きな量

農場規模評価プログラムは現在完了されていて、最初の結果は9月に英国学士院により公表される予定である。このリポートの予備的な発見は、油菜種種子(GMと従来品種の両方)が、以前に見つけられたより大きな量で残留することを示唆している。この研究は、最終手続きがすめばすぐに公表されるだろう。同様な懸念が、英国で実験されている他のGM作物にもある。トウモロコシ種子は英国の冬を生き延びることができず、ビート作物は種子ができるのを妨害されている。

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Author:事務局 : 2003年07月28日 13:38