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2003年09月03日

■GM作物がスペインの農民を破滅させている

■GM作物がスペインの農民を破滅させている

Farmers Weekly Interactive
http://www.fwi.co.uk/article.asp?con=11756&sec=18&hier=2
GM crops 'blight' Spanish farms
27 August 2003
By Tom Allen-Stevens

スペインの農民達は、環境グループからの新しい報告によると、遺伝子修正された作物のために、損害をこうむっている。GM作物は、有機作物を汚染し、スーパー害虫を産み出している、そして、GM作物の恩恵が強調されすぎている、と、「地球の友」と「グリーンピース」が述べている。そのリポートでは、ヨーロッパのメイガ虫、Btトウモロコシの抵抗目標害虫だが、が、GM作物がつくった毒素にも負けずに、はびこっているという。この状況によって、「武装した」昆虫を作りだし、それらをコントロールするために、「もっと強力な、それで環境的に有害な」殺虫剤が必要になっている。そのリポートはまた、有機証明書を失格させられた2人の有機農夫を生んだ異種汚染問題でスペインの政府を非難した。

スペインのナヴァラ地方、ちょうど85へクタールのGMトウモロコシが育てられている地域、で隣人のGM作物からの花粉汚染が起きた。反GMグループは、GM作物の生産高は、同種の通常作物よりも、大幅に低いと、主張している。スペイン政府の殺虫剤作業グループは、スペインのメイガ虫発生は「低く」、それで、「GM種の使用を正当化しない」と述べた、とリポートは指摘している。リリアン・スペンデラ、スペインの大地の友代表、は、そのリポート陳述は、主流のスペイン農民組合によっても、サポートされていると言った。「これらの作物から利益を得ているのは、バイオ企業だけで、一方、農民と環境は、ネガティブな効果から損害を被っている。」

このレポートの共同執筆者、グリーンピース・スペインのフワン・フェリペ・カラスコ、は、GM作物のあまいコントロールでスペイン政府へこう苦言をていした。「スペインの例は、もしEU委員会が従来の種子への汚染制限高を設定を許し、バイオ企業が、従来と有機フィールドの汚染に責任を取らなかったら、何がすべてのヨーロッパの農地を起きるかを、如実にしめしている。」しかし、「Syngenta Seeds」社の シーナ・ベサル は、BMテクノロジーを弁護して、Btトウモロコシが千百十一万ユーロの追加収入をスペインの農民にもたらしたという最近のリポートを指摘した。彼女はこう言った。「グリーンピースと地球の友がそのリポートで言っている事はどれも、Btトウモロコシ農民が畑で経験した事とは違っている。」

*report available at www.tierra.org/transgenicos/pdf/Algranoingles03-08.pdf

Author:事務局 : 2003年09月03日 10:15