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2004年01月15日

■EU委員会はGMトウモロコシの認可を再度求めている

■EU委員会はGMトウモロコシの認可を再度求めている

 ブラッセル(ロイター発)欧州委員会は今週遺伝子組み替えトウモロコシの販売を認可するための戦いを再開しようとしている。これは、バイオテク製品の5年間の禁止を止めさせようとするさらなるステップである、と、役員達が月曜日に述べた。この動きは、もしEUがその禁止を止めた時、いくつかのEUの国が、GM作物の植えつけを管理する法律の枠組を設けようとしている状況のなかで、なされている。ドイツの農場大臣、レナーテ・クエナストは月曜日にこう述べている:私は、有機と従来の農夫がもし彼等の畑地が、遺伝子組み替え有機体により汚染された場合、補償を受け取ることを保証するために、2月に規制法を提案するつもりである。欧州委員会は、EU専門委員会に、BT-11トウモロコシ、スイスの会社Syngenta社により市場に出されている製品、を、昨年末承認させることに失敗した。EUの理事会は今度は、EU大臣にこの問題を取り上げさせようとしている。

 欧州委員会スポークスマン、ビート・グミンダー、は、こう述べている:「欧州委員会は、もし反対がなければ、明日この(GMトウモロコシ認可)提案を採用することを計画している。」さらに、この問題の論争が多い性質があるので、遅延が出ることも除外はしていない、と、付け加えて言った。いったん委員会が提案を採用したら、大臣達は、決定するのに1月末から始まる3ヶ月の期間がある。もし15か国の団体が、合意に達することに失敗すれば、またEUの複雑な投票システムの下でこの提案を拒否する十分な票を集められなければ、欧州委員会はそれ自身のイニシアチブの下で、BT-11トウモロコシを認可することができるだろう。15か国の団体からなるEU科学専門家達は、2003年末では、スーパーマーケットの棚にバイオテクトウモロコシを許可する事では真ん中で意見が割れてしまった。

 バイオテク推進の合衆国は、国際貿易機構で遺伝子組み替え作物の新しいタイプへのEUの5年間の禁止と争そっている。米国は、EUがすべての輸入を停止させる事は違法な行為で、また、科学的な正当性もないと主張している。環境保護活動家達はEUが米国のプレッシャーに屈する事がないように希望している。彼等は、GM作物が環境に損害を与え、人が消費することは危険であると主張している。

参考資料
Reuters | Latest Financial News / Full News CoverageLog In or

EU Commission to Relaunch GM Maize Approval Bid

Mon January 12, 2004 12:21 PM ET
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Author:事務局 : 2004年01月15日 15:57