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2004年02月09日

■遺伝子変更されたマウスが魚油をつくる

■遺伝子変更されたマウスが魚油をつくる

 心臓発作を防止するのに役立つ事が知られている魚のオイルが、遺伝学の技術者のおかげで、陸上の動物によって現在作る事ができるようになった。研究者達は、線虫からとった遺伝子を、マウスに挿入した。それは、哺乳動物がオメガ3脂肪酸を作ることを可能にするものである。もし同じ事が農場動物で達成できれば、肉、ミルク、卵がすべてこのオイルによって直接豊かなものにされるだろう。これは人々に役立つだけではなく、家畜もずっと健康にすることができるだろう。米国のハーバード・メディカル・スクールで、遺伝子操作マウスを作った、ジン・カンとそのチームは、「それは2倍のボーナスである」と述べている。現在では、農場家畜からの肉と酪農場は、もし農夫が家畜に魚を食べさせたら、オメガ3オイルを含む事になる。しかしこれは、高価につくもので、乏しい海の資源を浪費することになる。

参考資料

Gene-altered mouse produces fish oils

18:00 04 February 04
Journal reference: Nature (vol 427, p 504)

Andy Coghlan NewScientist.com news service
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Author:事務局 : 2004年02月09日 16:37