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2004年08月14日

■タイでパパイヤ種子GM汚染で抗議行動が起きる

■タイでパパイヤ種子GM汚染で抗議行動が起きる
  農業省長官調査のため種子配布の停止を命ずる

 環境保護活動家がGM汚染調査を促す

 タイ農業省は、コン・カエンの政府研究ステーションからパパイヤ種子の配布を停止する事を命令した。これは、遺伝子修正パパイヤ種子が漏れ出して農民に達しているという、環境保護者達による主張を覆す証明をするためである。農業省長官、チャカン・シーングラクサウォン、は、この停止で、農業省は、農夫が遺伝子修正パパイヤ種子を、東南アジアグリーンピースが主張しているように、所有しているか、どうかを、調査できるだろう、と、述べた。先週、グリーンピースは、コン・カエン研究ステーションの実験用パパイヤ農園を襲い、破壊した。次にグリーンピースは、研究ステーションが農民にGMパパイヤ種子を配布していると、非難した。一部の非政府団体は、このGM種子配布で告訴をすると言っている。この研究ステーションは、パパイヤ種子で普及率が高いカエク・ダム・タフラ品種の最大の供給者である。

 チャカンは昨日こう主張した。彼のステーションはGMOパパイヤを研究はしているが、GMO種子は何も配布していない。チャカンはこう述べた:「こういうわけで、現在の種子配布は、一部が主張しているように、GMO種子が外に本当にもれだしたのかをチェックするために、停止されなければならない。」 彼はこう言った。パパイヤがGMO種子からできたと感付いた農夫は、農業省に通告することができる、それをうけ農業省はチェックし、さらに種子が何処から来たのかを確認する。チャカンは、矛先を変えて、東南アジアグリーンピースが研究ステーション外へGMOを持ち出した疑念がある、と、言った。彼は、「その日グリーンピースがステーションを急襲した時に、そのスタッフがいくらかのパパイヤ果実を持ち去った。」と言い、さらに同ステーションはGMOパパイヤの実験をし続ける、と、付け加えた。

参考資料
Activists prompt GMO probe
by Sirinart Sirisunthorn and Dussadee Ngarmlua

The Nation, 4 Aug 2004

Author:事務局 : 2004年08月14日 10:32