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2004年11月12日

■ホンコンで渡り鳥がH5N1ウイルス陽性と判明し、警戒措置が実施される

■ホンコンで渡り鳥がH5N1ウイルス陽性と判明し、警戒措置が実施される

ホンコンで渡り鳥がH5N1ウイルス陽性と判明した

 香港農業漁業保護省(AFCD)は、2004年11月3日水曜日に、死んだ灰色サギを、Lok Ma Chau地区で発見し、H5N1ウイルスで陽性と判明した事を確認した。政府スポークスマンはこう述べている:「 最初Lok Ma Chau禁止区域内のLok Ma Chau支線プロジェクトの労働者により死んだ鳥が見つけられて、2004年11月1日に検査テストのためAFCDにわたされた。この鳥からの採菌スワブと組織サンプルは、2004年11月3日、H5N1鳥インフルエンザウイルスで陽性である事が確認された。」政府は、対応に、養鶏場、小売市場の鳥肉露天の検査、レクリエーション公園での野鳥での、バイオセキュリティ対策の監視を強化した。健康保護センターは公衆衛生監視のための検査プログラムを開始させた。

 「死んだ鳥が見つけられた所の近郷の家禽農園は、合計で37農場になるが、全てAFCDスタッフにより検査された。異常な死亡事例はなく、鶏は鳥インフルエンザの兆候を示さなかった。農民は鳥の検査設備に特別に注意を払い、バイオセキュリティ対策を厳密に実施するよう警告を出された。警戒対策として、AFCDは、次の数日間にレクリエーション公園で農場検査プログラムと野生鳥監視プログラムをステップアップする。食物と環境衛生省は、小売市場で状況を厳しく監視し続ける。」と同スポークスマンは言った。

 同氏はさらにこう述べた:「CHPは、死んだ鳥と接触を持った7人の健康状況を監視している。 CHPは、公衆衛生の監視プログラムを開始する迅速な行動を取り、感染で死んだ鳥と接触した人達への必要な手配を実施したので、このウイルスが社会に広がることはありそうにない。従って、私達は公衆衛生への直截な脅威はないと信じている。」

中略

 2003年に、ホンコン政府は、環境での鳥のインフルエンザウイルスの存在またウイルスの可能な再結合の適時な検出を確実にするために、監視プログラムをレクリエーション公園の野生鳥にまで拡張した。この監視プログラムの下で、2004年1月以来2000以上のサンプルがテストされてきている。灰色サギ(_学名Ardea cinerea_)は、ホンコンでは、冬に多く渡ってきて、夏には数が少なくなる。この鳥はホンコンで定住棲息している鳥ではない。

参考資料
Archive Number20041103.2976
Published Date03-NOV-2004
AVIAN INFLUENZA - EASTERN ASIA (135): HONG KONG, BIRD
Date: 3 Nov 2004
From: Stephen Apatow
Source: Xinhaunet.com [edited]

Migratory bird tested positive for H5N1 virus in Hong Kong

2001 International Society for Infectious Diseases

Author:事務局 : 2004年11月12日 14:36