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2005年07月13日

■米国で牛に脾脱疽が検出確認され、隔離処置を受ける

■米国で牛に脾脱疽が検出確認され、隔離処置を受ける

畜産保健当局は2つの牛群に脾脱疽を検出し隔離する

 獣医達は、この発見は、最近の激しい雨が、「眠っていた」脾脱疽菌糸をゆり起こしそうだったので、予期されていたものだと、述べた。ベス・カールソン、ノースダコタ州副主任獣医は、この牛群が居る場所は、ノースダコタの南東部のシャイアン川渓谷に位置している、と、5日述べた。それらの牛のオーナーともっと正確な位置は明らかにされなかった。この疑惑を生じた発病は、ノースダコタ州大学獣医学研究所で確認された。ベス・カールソンはこう言った。「脾脱疽はノースダコタでほとんど毎年報告されている。私達が受けたこの降雨量を考えれば、今回の件は、確かに驚くようなニュースではない。」

 国際疫病協会のコメント

 脾脱疽は、ミネソタ州の境界に沿って東部ノースダコタ州では、まれではあるけれども、規則的に出現している。この地域でのこの病気の頻度は、潜在的に感染された大農場経営者による毎年のワクチン使用に反比例している。すなわち気づかれている脅威に対して反比例している。発病が起きない数年が続くと、家畜は予防接種をされなくなる。不幸なことだが、疫病警戒の自覚も後退して、勃発が、不必要に増大していく事になる。今回はより一層の詳細が同州の獣医当局に要求されている。

参照:
Archive Number20050709.1947
Published Date09-JUL-2005
ANTHRAX, BOVINE - USA (NORTH DAKOTA)
International Society for Infectious Diseases

Sponsored in part by Elsevier, publisher of
The International Journal of Infectious Diseases

Date: Thu, 7 Jul 2005 09:56:02 +0100
Authorities quarantined 2 cattle herds after detecting anthrax

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Author:事務局 : 2005年07月13日 11:06