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2005年07月13日

■米国での狂牛病テストの不満足な処置とその経緯

■米国での狂牛病テストの不満足な処置とその経緯

29頭の牛への狂牛病テストは陰性で、結果は他の39頭の牛に掛かっている、と、USDAは述べている。29頭の牛が狂牛病テストで陰性と出て、それ以上のテストは受けないだろうと、米国農務省は、2005年7月10日、に述べた。USDAスポークスマン、ジム・ロジャーズ、は、こう述べている:別の38頭の牛が狂牛病の検査を受けていて、その結果待ちである。それらの牛は、脳サンプルのテストを実行するので、スクリーニングテストされる前に、殺されなければならない。67頭の牛のテストは、テキサスでの肉用牛の狂牛病が最近確認されたケースの進行している調査の、一部である。官吏達は、その狂牛病牛が誕生したテキサス牧場の経営者の名前、またその具体的な位置も発表していない。67頭の牛は、その感染した牛と同じ牛の群れからきたものである。

 それらの牛は「興味ある牛」と呼ばれているが、その意味は、およそ同じ時期に生まれた兄弟、子孫、または群れの仲間である事を意味している。アイオワ州のエームズにある、全国獣医サービス研究所は、狂牛病の存在、即ち、牛脳海面状劣化神経症(BSE)、を、捜して、67の牛サンプルの初期迅速スクリーニングテストを実施している。ロジャーズはこう述べている:もし迅速スクリーニングテストの結果が決定的でないままもどってきて、病気の可能性を示していれば、対象の牛は焼却されて、それらのサンプルにはさらに2種類の追加タイプのテストが実施されるだろう。テストで陰性と出た牛は埋立て地に送られるだろう。

 その追加テスト--免疫組織化学法とウェスタンブロット法--は、牛の脳組織の異常なプリオンたんぱく質を探査する。陽性の結果がでれば、現在実施されているのと同様な、より多くの追跡テストが多くなるだろう。この病気に感染した牛肉を食べた人は、クロイツフェルト-ヤコブ病として知られている脳を駄目にする狂牛病の変形型疾病を発症する事がある。

 結局感染を確認された12歳のテキサスブラフマー混血牛の2004年の最初のスクリーニング、は、テキサスA&M研究所で実施されたが、結論は決定的にならないままであった。もっと精密なテストである免疫組織化法、でも、また、陰性と出ていた。その時役員達はウェスタンブロット法テストをまだ実施しなかった。その後、USDAの検査官がその発病牛のさらなるテストを要求し、2005年先月6月に、ウェスタン法によるテストで、陽性であるという結果がでた。その後、USDAは以下の発表をした:未決定で戻ってきたすべての迅速スクリーニングテストは、免疫組織化学法とウェスタン法テストを受ける必要がある。USDAは、通常、牛のテストで処分される牛に対しては、農場経営者に適正な市場価格を弁償している。

参照:
Archive Number20050710.1963
Published Date10-JUL-2005
SubjectPRO/AH> BSE, bovine - USA (TX)(11): testing
BSE, BOVINE - USA (TEXAS) (11): TESTING
International Society for Infectious Diseases

Sponsored in part by Elsevier, publisher of
The International Journal of Infectious Diseases
Date: 10 Jul 2005
From: Terry Singeltary
Source: The Houston Chronicle [edited]

c2001 International Society for Infectious Diseases

Author:事務局 : 2005年07月13日 11:10