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2005年10月30日

■鳥インフルエンザ擬似症状で中国の12歳少女が死亡する

■鳥インフルエンザ擬似症状で中国の12歳少女が死亡する
  WHOは中国の検査体制に危惧があり徹底検査を要求する

世界保健機構(WHO)は中国に12歳の少女が鳥インフルエンザで死んだのかどうかを確認する調査を求め、該当の州保健官吏が彼女の死が鳥インフルエンザに関連してはいないと告示するのは時期尚早かもしれないと、警告した。WHOによる新しい要求は、この少女は鳥インフルエンザ陰性のテスト結果で、肺炎で死んだとする湖南省官吏を引用した国営メディアの発表の1日後に、出された。この少女の弟も、インフルエンザ似の徴候で入院したのだが、陰性テスト結果が出たと報告された。

さらに、北京の保健省役員は、その午後の記者会見でこの少女の死に関連しては鳥インフルエンザを除外した。しかし、ジュリー・ホール博士、北京のWHOオフィス疫病対策コーディネーター、は、WHOがこの2人の子供に関しては限られたテストだけしかなされていない事を、憂慮している、と述べた。彼女は、北京の保健省の研究所は鳥インフルエンザを少女の死亡理由で除外する前に、全面的な実験を実施するべきである、と、述べた。

ホール博士はこう言った:「私達は、どの症状も、極めて限られた情報を参照にしてだが、完全にテストされていたとは考えていない。私達は、この時点では、これらの患者が両方陰性であるかどうかは言えない、と、感じている」今週、中国は国内の違った地域で鳥群に鳥インフルエンザの3つの勃発を報告した。まだこれまではこの病気に感染している中国の国民の発病に関しては報告がない。しかし、12歳の少女の死はすばやく注目を引き付けた。なぜなら、彼女は、この3件の勃発の最新のものが起きた湖南省の村に住んでいたからである。香港と中国メディアによるリポートは、この少女と彼女の弟が病気に罹っていたチキンを食べた後に病気に陥ったことを、示していた。

ホール博士は、WHOが保健省にテストと他の対策を実施するよう要請するだろう、と、述べた。ホール博士は、2人の子供に出ている肺炎似徴候のうちのいくつかが他の国で鳥インフルエンザに罹った人々に観察された症候群と一致しているように見える事に注目している。世界的には、鳥インフルエンザは、ヨーロッパ、アジア、アフリカへ移住する鳥群間にまん延しつつある。まだ、人への露出は、2004年12月以来77人がこの鳥の疫病に罹った東南アジアに制限されている。その77人中30人が死亡した。その恐れは、鳥インフルエンザが、人から人に感染する形で変異することであり、グローバルなパンデミックになる脅威を呼び起こしている。

湖南省の役員がこの少女の死の査定に関して間違っていると言う可能性は、中国の医療システムが大きな勃発を対処するには不十分であるという心配を、強めるものである。今日香港の新聞が、多くの死んだ鶏とアヒルが、まだ、死んだ少女が出た湖南省の村の地面に散乱していて、保健省の労働者によって処理されていない、と報告した。地元の警察は村から記者を締め出して、死亡した少女の家族が、部外者に話す事を止めていると、香港の新聞は、報告している。[参照:南中国モーニング・ポスト2005年10月28日<http://www.newseum.org/todaysfrontpages/flash/>。- Mod。CP] 北京では、保健省は、2005年10月11日にこの少女が熱を出し咳きを出して病気になった、と言った。彼女はその1週間後に死んだ。その役員は、エックス線検査では肺炎を示していた、と言った。彼はこう言った:州と国の疫病中央制御センターによって行われた血液検査では、この少女は鳥インフルエンザでは陰性であるという結論をだした。

Author:事務局 : 2005年10月30日 10:19