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2005年10月13日

■EUがトルコの感染勃発で家禽輸入を禁止する

■EUがトルコの感染勃発で家禽輸入を禁止する
 米国がパンデミック(広域悪疫)危惧で警告を発する

EU(ブラッセル)がトルコからの家禽を禁止する

2005年10月11日■
先週鳥インフルエンザで1870羽の鳥が死んだ後に、トルコからの家禽と羽毛輸入禁止が、欧州委員会によって10日に課された。東アジアからの渡り鳥が高致死性ウイルス菌株を運んでいるという恐怖の最中に、この規制は10日の夜に発令された。同委員会は、すでにロシア、カザフスタン、アジアの大部分からの家禽に同様な規制をしいているが、エーゲ海とマルマラ海地域の農場で七面鳥が死んだ後に、行動を起こした。3,2kmの隔離ゾーンが感染された農場のまわりで実施されて、少なくとも最低2,500羽の七面鳥が処分された。

アリフ・ゾール、地元獣医、は、この措置がこの病気の広まりを防止している、と、言った。彼はロイターにこう話した。「警戒措置が続いているけれども、この病気の勃発は疫病ではない。それは目下広がってはいない。どのような広がりも防止するよう、この地域の私達の技術班が家禽を殺していて、私達はこれが疫病になる可能性を回避するために、21日間それをし続けるでしょう」すべての側が、鳥インフルエンザのこの高致死性H5N1菌株がアジアからヨーロッパに広がる心配があるため迅速に行動した。アジアでは60人の人々が死んでいる。官吏達は、先週ルーマニアで鳥インフルエンザのため3羽のアヒルが死んだ時に憂慮が深まった。後で、そのアヒルはウイルスのそれほど危険ではないバージョンに罹っていたというのが分かった。ルーマニアとトルコでのテスト結果は水曜日までには分かるはずで、欧州委員会は、その発見を見て直ちに行動すると言った。

しかし、トルコでの家禽死亡のスケール--また鳥インフルエンザが深刻になるかもしれないという兆候--があったので、欧州委員会による10日の行動が出てきた。フィリップ・トッド、欧州委員会スポークスマン、は、こう言った:「鳥インフルエンザは本当のリスクである、だから欧州委員会メンバー緒国が鳥インフルエンザへの緊急措置計画を最新のものにするよう協力しているのです。ウイルス疫学的な分析によって、このウイルスがトルコに存在することが確認されたけれども、私達は現在どんなタイプのウイルスの事をいっているのか--それがどれほど病原性があるのかは分からない」

役員達はトルコとルーマニアの感染地を調査したい。なぜなら、その両国は、渡り鳥が取るルート上に在るからだ。渡り鳥はこの病気の最もありそうな運び手である。メーメット・デリ、トルコの鳥類学者、は、ロイターにこう話した:「マニャスは渡り鳥の重要な目的地である。私は鳥インフルエンザがこのルートによって来たと思う。従って、移動がトルコでは密接に監視される必要がある」ルーマニアのドナウ・デルタは、先週アヒルが死んだ所だが、ヨーロッパ最大の沼沢地の一部を含んでいて、ロシア、スカンジナビア、ポーランド、ドイツから野生渡り鳥を引き付けている。ロシアは鳥インフルエンザの高致死性型によってひどく感染された。だがこのウイルスがウラル山脈を越えて、ヨーロッパ側のロシアに入ったとはまだ信じられていない。

合衆国が、鳥インフルエンザのパンデミック/広域悪疫が人間に拡大するのを避けるために、各国政府がより真剣に活動すべきであると警告を発してから、強い措置が起きてきた。マイケル・リービット、米国保健長官がバンコクでこう述べた:「我々は今世紀間に三度パンデミック/広域悪疫インフルエンザを経験してきた。それはまた来るだろう。我々は準備ができてなければならない。我々の準備はまだ完全ではなく、また適切でもない。H5N1がそのようなパンデミック/広域悪疫を最後に引き起こすウイルスであるかどうかは我々には分からない」彼は記者会見でこう話した:「見込みは不安定である。しかし、警告の兆候は心を悩ますものである。だから我々は力強い方法で反応しているのです」

リービット保健長官は、鳥インフルエンザで41人が死んだカンボジア、ラオス、ベトナムを訪問する国連と米国からの鳥インフルエンザエキスパートの団体を率いている。リービットに随行している1人の専門家が、もし大きな勃発があれば、人間用のワクチン不足がおきるかもしれない、と警告した。アンソニー・フォウシ、米国国立アレルギー伝染病研究所ディレクター、は、ロイターにこう話した:「私達は米国での状況にさえ対処できる充分なものを目下持っていません。突発があるかもしれない遠い地域でサンプルを応用することを我々が考える前に、供給と生産能力の問題を解決する必要があるのです」

Author:事務局 : 2005年10月13日 09:32