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2005年11月02日

■米国の大豆生産地で錆病菌感染が拡大している

■米国の大豆生産地で錆病菌感染が拡大している

 USDA動植物検疫所(APHIS)がアジア型大豆錆病菌(学名Phakospora pachyrizi_)
 [通称ASR]の存在を確認する。
 2005年度米国でASRに感染した郡の合計数は104郡に上昇した。

これまでで、初めてノースカロライナ州の役員がアジア大豆さび病菌[ASR]を同州内に発見した。5つの郡で、今週火曜日と水曜日に収集されたサンプルでさび病に侵されている事が確認された。<http://www.sbrusa.net>に依拠した地図と「陽性検出時記録」によると、これらの郡は、ブランズウィック、コロンバス、南西ノースカロライナのロブソン、および同州東中央部のボーフォートとクレイヴン郡である。ノースカロナイナ州ボーフォート郡は、現在国内で新しい北東部で最も陽性がでている郡である。

ノースカロライナ州立大学植物病理学部のスティーブ・コウニングは、ノースカロライナ州の評言のなかで、こう述べている:「ノースカロライナ州立大学により実施された監視活動の結果では、ASRは、2005年10月10日に、ノースカロライナ州、ブランズウィック、コロンバス、サンプソン郡から収集された大豆葉のサンプルにおいて、識別された。コウニング氏によると、追加調査サンプルがボーフォートとクレイヴン郡の大豆にASRを2005年10月10日検出した。そしいて、彼はASRの試験的な診断をした。

USDA動植物検疫所(APHIS)は、その後これらのサンプルにアジア型大豆錆菌(学名Phakospora pachyrizi_)[通称ASR]の存在を確認した。コウニング氏はこう言った: ASRは、2004年にミシシッピ、フロリダ、アラバマ、アーカンソー、ミズーリ、テネシー、サウスカロライナで発見された。それは、2005年にアラバマ、フロリダ、ジョージア、ミシシッピ、サウスカロライナでは発見されていたけれども、ノースカロライナではこの病気の最初のリポートである。

大豆錆病は、2005年の栽培期には、作物の80パーセント以上がすでに成熟しているので、ノースカロライナ州の大豆生産へ打撃は与えないだろう。その後の大豆へのインパクトは、この病原菌の同州への侵入が遅かったので、少ないだろう。大豆錆病は種子には感染せず、種子を腐敗させる事はない。このリポートがあって、今日サウスカロライナ州の追加の9郡、アラバマでの3郡が今日発表されたので、ASRに感染した郡の2005年米国全体での合計は、104郡に上昇した。

Author:事務局 : 2005年11月02日 09:28