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2006年03月14日

■野生の白鳥にH5N1鳥インフルエンザウイルスを確認(ポーランド)

ドイツ国境近くで見つけた野生の白鳥にH5N1鳥インフルエンザウイルスを確認する

ポーランドが野生の鳥に鳥インフルエンザウイルスを確認する
3月13日2006年ワルシャワ発:ポーランドの獣医は、国の西部、ドイツ国境近くで見つけられた白鳥にH5N1鳥インフルエンザウイルスが存在していることを12日に確認した。しかしそれが人に潜在的に致命的な高毒性の菌株であるかどうかは示さなかった。東ポーランドに在る国立研究所ディレクター、タデウシュ・ウイジャスカはこう述べている:「私達は、西部のKostrzyn Wielkopolski町で発見された白鳥のテスト結果をすでに持っています。それはH5N1ウイルスを確かに持っている」これを引用したのはPAP通信社である。

北西ポーランドのバルト海沿岸のシフィノウイシチェ、および北部のビドゴシュチ町で発見された2羽の他の死んだ鳥に、このウイルスが存在するかどうかを決定するためにテストが進行中である。ポーランドのシニア獣医は、11日に、ポーランドでもっと多くの発病ケースが発見されるだろう、と警告した。「春が来つつあります。春が到来すれば、我々が鳥インフルエンザのもっと多くのケースを持つのは明らかです」とポーランド獣医サービス主任、Krzysztof Jazdzewski、が、記者会見で述べた。

1週間前北部トルンで死んでいるのを発見された50羽の白鳥についてもテスト結果がまたでる予定である。ポーランドは隣接するドイツのブランデンブルク州の当局に通告して、シフィノウイシチェとKostrzyn Wielkopolski周辺に観察ゾーンを設立した。H5N1ウイルスのこの高毒性菌株は、人に致命的である事が判明している。主にアジアで2003年以来その菌株で最低96人が死んでいる。

Author:事務局 : 2006年03月14日 09:55