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2006年03月27日

■オーストラリアはフィリッピンからのバナナ輸入禁止を続ける

オーストラリアでサイクロンラリーがバナナ産業の約80パーセントを壊滅させて、バナナ栽培業者は立ち直りには1年はかかるだろうと言っている。だがオーストラリア連邦政府は、供給減少に応じるバナナ輸入の為に同国の厳密な検疫隔離規制を緩和させるつもりはないと述べている

オーストラリアでのバナナの輸入禁止は続けられる

オーストラリア連邦政府は、オーストラリアでのバナナ供給減少に応じるために、バナナ輸入への検疫規制を緩和させるつもりはない、と、述べている。サイクロンラリーが、バナナ産業の約80パーセントを破壊したと考えられている。そしてバナナ栽培業者は、立ち直るには1年はかかるだろうと、言っている。疫病防止隔離を監視する組織「バイオセキュリティ・オーストラリア」はバナナをフィリピンから輸入する申請を検査している。しかしオーストラリア連邦政府農業大臣ピーター・マックゴウランは、その申請過程がクィーンズランド州でのバナナ減産によっては影響されないと、述べている。

自由党上院議員ビル・ヘッファナンは、バナナの輸入を許可する動きは認めるべきではないといった。「私達にはこのバナナの黒サラトガ病などはないし、そんなものが起きてほしくはない。何でその危険を冒さなければならないのか。私達はこのすばらしい安全ステータスがある、クリーンで、緑で、自由な食物の生産である。私達はそれを保持していきたい」上院議員ヘッファナンは、新鮮な果実を愛する人には多くの選択肢がある、と、述べている。「たしかにバナナは楽しい果物である、しかし、私はみんなに1日か1週間もう2個のオレンジを食べて欲しい。数万トンのオレンジがあるのだが、だれもそれを食べたくないので放置されているのです。オーストラリアには多くの新鮮な果実があるのです」

Author:事務局 : 2006年03月27日 15:53